バーベキューが終わって持ち帰ってきた炭、
持て余していませんか?
大丈夫!余っている炭は「消臭剤」として
再利用できますよ!
合わせて、炭の保管方法も知っておけば、
また余ってしまった時や、次のバーベキューの予定が
当分ない方も安心ですね。
今回は、バーベキュー後の炭を消臭に使う方法と、
保管方法をご紹介していきます。
バーベキューの炭は再利用で消臭に使える?
炭には吸着効果があるとされ、生活臭を取り除いてくれる
強い味方です。
市販の消臭剤にも炭を原料としたものが売れていますよね。
黒炭と白炭(備長炭)は酸性とアルカリ性に
性質が分かれており、それぞれ吸着できる臭いが異なります。
吸着できるのは性質と反対のもので、
黒炭は酸性、白炭はアルカリ性の臭いに反応します。
早いものでは3日で効果が切れてしまうようですが、
お湯で洗う、天日干しにするなどで効果が復活します。
<玄関>使用する炭:白炭
■下駄箱
家の顔と言われる玄関が臭っては、
人を招待するのも嫌になってしまいますよね。
一日中履きとおして汗がたっぷり染み込んだ靴を
下駄箱に入れておくと臭いがこもってしまいます。
下駄箱に入れる炭は、そのままでも良いですが、
見た目が気になるという場合は
通気性の良い布などで包んで入れておくと良いでしょう。
1ヶ月単位で交換するのが良いですが、
天日干しをすることで効果は復活します
(それでも6ヶ月くらいが限界です)。
■靴の中
砕いた炭を袋に入れて、靴の中に入れておくことで
湿気や臭いを取り除いてくれます。
炭袋を入れてすぐに下駄箱へ入れても良いですが、
最適なのは脱いだ後に少し外で乾かして、
それから炭袋を入れておくことです。
次のシーズンまで履かないような靴にも入れておくことで、
靴が長持ちしますよ。
時々、炭袋を靴から出して乾燥させてあげましょう。
袋ごと洗うことで再利用もできますが、
それでも臭いの取れが悪くなってきたら交換します。
<キッチン関係>使用する炭:白炭・黒炭の両方あると尚良い
■冷蔵庫
色々な食材が入った冷蔵庫は臭いがこもりやすい場所です。
100g1本ずつを格段にそのまま置くか、
キッチンペーパーや通気性の良い布などに包んで
置いておくだけで効果を発揮します。
冷蔵庫の中には様々な臭いが混ざっているので、
白炭と黒炭の両方を使用されるとより消臭効果が高くなります。
洗って干すことで再利用できますが、
効果が落ちてきたら交換してください。
■流し下、床下収納
ジメジメしやすい流し下や床下収納にも炭が大活躍します。
3~500gくらいの炭を置いておくことで
湿気を取り除いてくれます。
交換時期は4~6か月を目安にしてください。
■排水口
臭いやヌメリが付きやすい、台所の大ボス、
出来れば触りたくない場所ですよね。
三角コーナーのネットなどに入れた後、
排水口に入れておくだけで驚くほど臭いやヌメリが少なくなります。
汚れやすい場所なので、炭はこまめに洗って
干すようにしてください。
効果は永久的ではないので、
2か月くらいを目安に新しいものと交換してください。
<その他>使用する炭:黒炭
■車内
消臭効果もある芳香剤も良いですが、
車内の臭いにも炭は効きますよ。
喫煙されるなら、灰皿にも一欠けら入れておくと
タバコの臭いが染みつきにくくなります。
※運転中に転がってこないように、
運転席から離れた場所に炭を設置しましょう。
■ゴミ箱
キッチンそばのゴミ箱は特に、生ごみなども
入れたりするので臭いやすいものです。
そういう場合は、ゴミ箱のフタ裏に貼ったり、
底に2~3本忍ばせておきましょう。
蓋をするタイプのゴミ箱ではない場合でも、
そばに置き炭しておくだけで違いますよ。
■トイレ
トイレ内の臭いにはもちろん、タンクの中に
2~3本入れておくことで便器につく水垢汚れも防いでくれます。
バーベキューの炭が余ったときの保管方法
火消し壺に入れて持ち帰ったものは、そのまま保管が効きます。
それ以外の容器に入れたものや、
バーベキューでは使わなくて箱に入ったままの炭は
乾燥材と一緒に密閉できる袋に入れて、
風通しの良い場所に保管しておきましょう。
保存状態が良ければまたバーベキューに
使用することも出来ますが、
湿気を含んでしまうと火が上手くつかなかったり、
爆ぜることが多かったりしますので、
消臭剤として生活の中に取り入れてしまった方が
良いかもしれません。
まとめ
■バーベキューの炭を消臭剤として再利用するには
基本は臭いの気になる場所に直接置いておくだけで良いです。
下駄箱、トイレ、冷蔵庫、車内などどこにでも使えます。
洗ってよく干すことで再利用できますが限界がありますので、
消臭効果がなくなったと思ったら新しいものと交換してください。
■バーベキューで余った炭の保管方法
火消し壺に入ったものはそのまま保管可能です。
それ以外は、乾燥剤と一緒に密封袋に入れて、
風通しの良い場所で保管しましょう。