祖父母の喪中では初詣はNGのウソ!喪中と忌中の違いと寺への初詣

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祖母が亡くなって喪中なので年賀状は喪中欠礼をだした。
だから、初詣もいけない。

毎年初詣にいってお守りを買うのが恒例だったけど、
来年は仕方ないよね…

でも、故人が亡くなったのがいつかによって、
実は喪中でも初詣に行ってもいいんです。

勘違いしやすい喪中と忌中の違いと
お寺だったらいつでも初詣していいのか?
についてこれでスッキリ分かりますよ。

 

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祖父母の喪中期間に初詣に行ってはダメなの?

祖父母の喪中だから、年賀状も喪中はがきをだした。
だから初詣にはいけない。

そう思っていませんか?

実は、喪中期間と忌中期間がごちゃまぜになって
勘違いしている人が多いのです。

喪中だからといって一概に初詣に行ってはいけない、
とは言い切れないのです。

祖父母の喪中で初詣がNGの嘘とはどういうことか
お伝えします。

一般的に年賀状の喪中欠礼のハガキを出すのは
今年1年の間に身内がなくなった場合に
翌年の年賀状を出すのを控えるという方が多いです。

それで、1年間は喪中、おめでたいことは控える。
と思っていますよね?

ですが、神社へのお参りができないのは
忌中の期間であって、喪中の期間でも
参拝はOKになります。

ですから、祖父母が亡くなってから忌中期間を
過ぎているのであれば、喪中の期間でも
初詣を含め、神社のお参りには行ってもいいんです!

 

※祖父母の喪中期間についてはこちらにまとめています

⇒ 祖父母の喪中期間はいつまで?友達の結婚式に出席はOK?

 

そうか!忌中じゃなかったらいいんだ。
けど、忌中って何?って思いましたよね?

次は喪中と忌中の違いについてお伝えします。

喪中と忌中の違いとは

喪中と忌中の違いは何なのか?

忌中という言葉を始めて聞いた方もいると思うので、
それぞれの違いについてみていきましょう。

まずは一般的に聞きなれている喪中とは、
亡くなった方のことを思い、偲び、悲しみを
乗り越えて徐々に元の生活へと戻っていく
までの期間です。

一般的には13ヶ月と言われていて、
この期間内でも忌中を過ぎていれば
神社へお参りすることはOK
なんです。

身内がなくなれば、誰しも心が沈んでしまいます。
しかし、いつまでも悲しんでばかりでもいけません。
すぐに普段通りの生活に戻れないでしょうが、
徐々に悲しみに折り合いをつけ、
日常に戻っていかなくてはならないのです。

悲しみに暮れている日々から徐々に日常に戻る
この期間が喪中なのです。

では、忌中とはなんなのでしょうか?
忌中は喪中の中の一定の期間であり、
祖父母の場合は30日程度とされています。

忌中とは亡くなった方を偲び、みたまを静める期間で
神事や結婚式などお祝い事は控えるようにします。

ですから、祖父母が亡くなって30日以内に
お正月をまたいでしまう場合に限り、
初詣を控えればOKです。

合格祈願や安産祈願など、どうしても
忌中の時にお参りをしたい場合は、
あらかじめ神社に相談して、お祓いを受けると
参拝することができます。

 

忌中の合格祈願についてはこちらにもまとめています

⇒ 忌中でも合格祈願に行ってもいい?穴場スポットと人気グッズも紹介

 

喪中の時の初詣はお寺ならOK?

では、お寺だったら初詣にいってもいいのか?
という疑問がわいてきたかもしれませんね。

そもそも忌中で神社にお参りに行けないのは、
神社では死を「穢れ(けがれ)」としてとらえている
からです。

穢れている状態で神様にお会いできないという
考えです。

一方、お寺では死は穢れではありません。
死ぬことで仏様になるというのがお寺の考えです。

お寺では葬儀も執り行いますし、
法事なども行いますよね。

ですから、忌中であろうと、お寺にお参りは
できるんです。

まとめ

喪中だからと言って神社にお参りできないという
わけではありません。

喪中よりも忌中の期間が神社へのお参りと
大きく関係していました。

しかも、忌中は故人との関係によってかわります。
祖父母が亡くなった場合は30日でしたね。

ですから、喪中で初詣にいけないのは、
亡くなって30日以内の時だけ。

しかもお寺には死に対して「穢れ」という
考えがないのでいつでもお参りできます。

亡くなって30日以内でも初詣に行きたいなら
お寺にいけばいいんですよ。

大切なのは故人を忘れないことです。

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