左前に浴衣は着るの?男性の浴衣は左前?どちらが上が正解の着方?

この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

スポンサードリンク
 





普段はなかなか着る機会がない浴衣ですが、

旅館などで浴衣を着る機会ありますよね。

結構間違って着ている人を見かけることがあります。

普段から着なれている人なら間違えることは

ないかも知れませんが

普段着なれていないと「どっちが上だったかな?」

と迷ってしまいますよね。

右でも左でもどっちでも良さそうに見える

浴衣にもマナーがあるんです。

あまり着ない浴衣ですが着るならきちんと着たいですよね。

知らないと恥ずかしい!

ぜひ覚えておきたい、浴衣について紹介します。

\ポイント最大46.5倍/ 楽天市場ブラックフライデーエントリーはこちら<PR>11/21(木)20:00スタート

男性の浴衣は左前が正解?どちらを上にすればいい?

浴衣の着方はどちらが正しいのか?

浴衣を着るとき左前や右前と言うけど、

よく分からないという人も多いのではないでしょうか?

右前、左前って誰から見て前なのか?

着物用語で「前」というのは

「時間的に先にすること」をいうそうです。

浴衣は先に右側を合わせて上に左側を重ねて着るのが

正しい着方「右前」です。

先に右側を合わせるので

「右前」

と覚えておくとわかりやすいですね。

では、反対の左前だとよくないのでしょうか?

左側が下、右側が上にくるように着るのが左前です。

左前は亡くなった人の着る死に装束の着方になります。

亡くなった人と同じ着方になるので、

縁起が悪いといわれています。

浴衣をきたら下駄をはいて粋に着こなしたいですよね?

でも、慣れない下駄は足が痛くなります( ;∀;)

そんな私みたいな人には痛くならない対策をこちらに書いています。

 ↓  ↓ ↓

下駄をはくと痛い理由 痛くならない対策と効果的な絆創膏の使い方

どうして左前が死に装束になったのか

浴衣など右前で着るようになったのは奈良時代から

だと言われています。

あの世とこの世は反対の世界だというところから

亡くなった人は生きている人とは反対の左前で

着せるようになったそうです。

死に装束の他にも、日本の葬儀で

逆さに行われていることがあります。

亡くなった人の枕元に逆さにして屏風を立てる

「逆さ屏風」や普通ぬるま湯を作るときは

お湯に水を足しますが、

逆に水にお湯を足してぬるま湯を作る「逆さ水」などがあります。

魔よけの意味などが込められているそうです。

左前で浴衣を着ていると「浴衣のマナーを知らない」

と周りから見られてしまいます。

浴衣を着るときは左前にならないように気を付けてくださいね。

浴衣を右前で着るのは男性、女性とも一緒でした。

でも、男性と女性の着方には違いがあります。

女性は衣紋(えもん)を抜いて着ますが、男性抜きません。

衣紋を抜くとは首の後ろに間を開けることです。

女性の帯は帯幅があり、胸の下あたりで締めます。

少し低い位置で締めている人もいますが、

高い位置で締めたほうがきれいに見えます。

男性の帯は細く、骨盤のあたりで締めます。

横から見て後ろが少し上がるようにします。

女性の浴衣ではおはしょり(帯の下に出ている部分)がありますが、

男性にはありません。

それは、仕立てるときに女性の浴衣は長めに作られているからです。

他にも、男性は脇のところが開いていませんが、

女性は開いているといった違いもあります。

形は似ていますが、男性と女性では作りにも違いがあるんですね。

着物と浴衣と洋装で着方が違う?正しい着方を覚えましょう

浴衣の着方は男性も女性も同じ右前、左が上になるように着ます。

着物はどうかというと、同じです。

着物と浴衣はどこに違いがあるのでしょう。

浴衣も着物も同じ形ですが、

生地などの違いや着付け方に違いがあります。

・着物

生地は木綿や絹、ウールなどで作られている。

長襦袢(ながじゅばん)を着る。(和装用の肌着です)

足袋をはいて草履をはく。

着物は正装として着られる、

・浴衣

生地は木綿、綿麻、ポリエステルなどで作られている。

長襦袢は(ながじゅばん)を着ないで下着の上に着る。

素足に下駄をはく。

浴衣は元々部屋着などで使われていたもので、

正装としては着られない。

着物はお正月や改まった場面で着られるもの。

浴衣は気軽に着られるものという感じですね。

洋服は男性と女性では着方が違いますね。

男性は浴衣の着方と同じで、左側が上になりますが、

女性は反対の右側が上になります。

なんで、女性は反対なのか不思議ですよね。

その理由は

13・14世紀のヨーロッパでボタンのついた服は

上流階級の人達の着る服でした。

男性は着替えを自分でするのですが、

右利きの人が多かったようでボタンが

右にある方が着替えやすかったから。。

女性の場合は使用人に服を着せてもらうのが一般的だったので、

対面で着せやすいように左側にボタンが付けられていた。

そこから洋服は男性は左側が上、女性は右側が上になったそうです。

今は自分で服を着替えるので関係ありませんよね。

女性も男性と同じように右ボタンだったら

浴衣も悩まず着られたかも知れませんね。

まとめ

男性は普段着ている洋服と同じで、

女性は反対と覚えておけば簡単です。

これで、お祭りや旅行先などで浴衣を着るときは

迷わずに着られますね。

■関連記事■

七夕のそうめん盛り付けアイデア ざる使用と超簡単な盛り付け方

タイトルとURLをコピーしました