美しい衣装とリズミカルな太鼓が魅力の
「さんさ踊り」は盛岡の夏の名物です。
2018年は、8月1日から8月4日までの
4日間で開催されます。
今年で41回目を迎えるさんさ踊りですが、
日本中から集まる大勢の見物客と
地元の踊り手のみなさんの手で
大いに盛り上がることでしょう!
会場は、主会場が盛岡市の「中央通会場」で、
県庁前から中央通り2丁目となります。
サブ会場は、「盛岡市民文化ホール(マリオス)」と
「JR盛岡駅前、滝の広場」の2つです。
さんさ踊りは2014年に
「和太鼓同時演奏の世界記録」
としてギネスに認定されてるんですよ!
最終日に『世界一の太鼓大パレード』が
主会場で行われるのでお見逃しなく!
さて、さんさ踊りではどんな衣装が使われるのか、
そして祭りを盛り上げる「花車」とはどんなものか
ご紹介します^^
さんさ踊りの衣装はどんなもの?
さんさ踊りの見どころのひとつは、
なんと言っても踊り手さんたちの衣装です^^
締め太鼓をたたく先頭のたくましい男性たちもステキですが、
女性たちがカラフルな衣装を着て
生き生きとさんさを踊る姿にワクワクします!
おなかの前には明るい色の大きな太鼓。
頭には真っ赤なボタンの花笠。
美しい姿の女性たちが大ぜいで踊る光景は、
まるで通りに色とりどりの花が咲いたようです。
大人の観客はもちろん、
子供たちもそのあでやかさに夢中になりますよ^^
さんさ踊りの腰帯は、
赤、ピンク、黄色、青、紫の五色です。
この五色の帯には“悪魔を追い払う”という意味があるそうです。
帯のつけ方は踊りの団体によって違いますが、
五色の帯の一本だけが長く、
それをお腹に巻いて、
他の四本を長い帯に結びつけるのが一般的なんです。
この五色の帯が、踊りにあわせてヒラヒラと動くので、
一人一人の踊りを派手に演出します。
踊りの団体によっては七色の腰帯を使うこともあるそうです。
女性たちが頭にのせる花笠はとても印象的ですね。
さんさ踊りは、昔、里の人たちを困らせていた鬼を
神様が退治したという伝説にもとづいています。
里の人たちが鬼退治をご先祖様に報告した時に
レンゲのお花をそなえたそうで、
それをもとに花笠をかぶって踊るようになりました。
今ではレンゲの代わりに
ボタンの花をイメージして作られているんです。
花笠は全て手作り。
大・中・小の花びらがあわせて12枚あって、
それを葉っぱと合わせます。
そして花びらを中央に向かって立ち上げ、
ボタンの花の形を整えて完成。
盛岡のこどもたちは、
いつかあのきれいな花笠をかぶってみたいと
祭りを見ては憧れるんです^^
さんさ踊りの花車の魅力とは
さんさ踊りの目玉のひとつは、
いろんな形をした派手な花車!
花車の上にはステージが作られ、
周りにたくさんの提灯がぶら下げられます。
ステージの上には、
大きな太鼓が設置されたり、電飾が明るく飾られたり、
まるで遊園地のアトラクションのように楽しいものです。
さんさ踊りのあでやかな大集団とともに
花車が祭りをさらに盛り上げます。
2017年のさんさ踊りでは、
7台の花車がパレードに出場しました。
花車のモチーフは、
お城、新幹線、機関車、動物や
公式マスコットの「さっこちゃん」など、
子供たちが喜びそうなキャラクターものがたくさんです。
花車が参加するパレードは、主会場で行われ、
毎日18時に盛岡市役所前をスタートします。
パレードでは優秀な踊りやパフォーマンスに賞が贈られますが、
花車の中からも「優秀花車賞」が贈られるんです。
装飾の華やかさはもちろん、
演技や演出、パフォーマンスが一番高い花車が選ばれます。
どの花車が選ばれたのかは最終日に発表されます。
パレードを見ながら自分たちで審査して
「優秀花車賞」を予想してみるのも楽しいですね^^
まとめ
今年の夏は、盛岡で行われる、
さんさ踊りを見に行きませんか?
大人も子供も夢中になる楽しいお祭りです^^
太鼓のリズムと生き生きと響き、明るく楽しい踊りが、
夏のよい思い出になりますよ!
お子さん連れの方は、ぜひ主会場で行われる
花車のパレードも見てくださいね。
電飾をきらめかせた色んな形の花車は、
きっとお子さんたちをわくわくさせますよ!
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