誕生日パーティーや、クリスマスなど、ちょっと特別な日のメニューにローストビーフがあると食卓も豪華になり、喜ばれることでしょう。
デパ地下やスーパーでも購入することができますが、実は家でも手軽に作ることができるんです。
ポイントは焼き方です。
焼き方のポイントを知っておけば、家でもレストランのようなローストビーフが作れますよ!
今回はオーブンで作るローストビーフの焼き方をご紹介します。
ローストビーフをオーブンで作る時の焼き温度
ローストビーフをオーブンで作る時の温度は180度でも、160度でも作ることができるのです。
でも焼きすぎてしまった…という失敗もありますよね。
スライスしたとき綺麗なロゼ色を目指すならば低温で時間をかけて火を入れることがおすすめです。
今回は110度から120度の低温で作る方法をご紹介します。
<材料>
牛もも肉塊 500g
【下味】
オリーブオイル 大1
おろしニンニク 小1
塩 小1
こしょう 適量
お好みでハーブや香味野菜
⚪牛もも肉に下味の材料を混ぜ合わせたものを肉にすりこみ、30分くらいおきます。
(冷蔵庫ではなく常温におくことがポイントです。冷蔵庫から出したばかりの肉で調理すると、中心の温度が冷たく火の通りか悪くなってしまいます。)
⚪オーブンは120度に予熱しておきます。
⚪フライパンに油を入れ、強火で熱し肉の表面を焼きます。
⚪クッキングシートひいたオーブン皿に肉をのせ、120度で25分焼きます。
途中、上下を返します。
⚪オーブンから取り出して20分おき、余熱で中心まで火を通します。
基本的な焼き方は上記の通りなのですが、気をつけたいのは肉の大きさと焼く前の肉の温度です。
今回は肉が500gですが、グラムが変われば火の通り方も変わります。
肉のグラムが変わる時は温度はそのままで焼く時間で調節しましょう。
冷蔵庫から出したてのお肉を使うと、中心が生焼けになってしまうことがあるので気をつけてください。
生焼けにしない!!ローストビーフの焼き具合
低温で焼けば焼きすぎてしまった…という失敗はありませんが、ちゃんと焼けているか?という心配がありますよね。
大きな肉の塊なので切ってみないと分からないのも不安です。
ローストビーフの焼き具合を確かめる方法として手軽で比較的分かりやすいのが、金串を使う方法です。
金串は温度が伝わりやすいので、料理の温度を見極めるのによく使われていますよね。
焼けたか判断したい時は、金串を肉の中心まで刺し10秒くらいで抜きます。
金串を唇にあてて感じる温度で判断しましょう。
冷たければまだ生焼け。温かいと感じれば丁度よいです。熱い!と感じたら焼きすぎになっているでしょう。
温かいと感じたけれど、心配なときは少し切ってみてピンク色なら大丈夫です!
金串で自分の感覚で見極めるのが難しい…という場合は調理用の温度計を使えば間違いありません!
温度計を中心まで刺し、確認します。
温度の目安として、54度ならレア、57度ならミディアムレア、60度ならミディアム、63度ならウェルダンとなります。
温度計を使えば自分好みの焼き加減にできますよね。
1500円前後で購入できるので、心配な方は活用してください。
今回、楽天で見てみると送料無料で1,000円程度でありました。
コーヒーや生チョコ、甘酒、パン作りにとみなさん色々使われてるようで
1つあればかなり役に立ちそうです^^
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最後に生焼けだったときの対処法をご紹介します。
・湯煎で再加熱する
ラップに包んで密閉袋に入れお湯の中に入れて再加熱しましょう。
・フライパンで蒸し焼きにする
弱火で5~10分くらい加熱し蒸し焼きにして調節します。
・電子レンジで加熱する。
電子レンジは温度の調節が難しいので、まず10秒。ひっくり返して10秒…と少しずつ加熱しましょう。
肉汁が赤くて気になる時にはこちらを参考にしてください。
ローストビーフの肉汁が赤い!赤い肉汁の原因と美味しくできる作り方
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ローストビーフは低温のオーブンで焼くと、焼きすぎる心配がなく全体が綺麗なロゼ色に仕上げることができます。
お肉の大きさ、焼く前の肉の温度によって仕上がりが変わるので、焼く前に常温に戻すことがポイントです。
お肉の大きさに合わせて焼き時間で調節しましょう。
生焼けにしないためには、肉の中心温度を確認することがポイントです。
自分で判断が難しい場合は、温度計を活用しましょう。
少しのポイントに気をつけるだけで、自宅でもレストランのようなローストビーフが作れますので、是非作ってみてください。