節分には豆まき、恵方巻が全国的に一般的ですが、
地方によっては節分飾りをします。
いったいいつからいつまで飾ればいいのでしょう?
正月のしめ飾りのように一夜飾りはダメとか?
節分飾りを飾る人飾り方、処分の仕方について
まとめています。
節分飾りはいつから飾る?
お正月に飾るしめ飾りは一夜飾りはダメだといいますよね?
では、節分飾りも一夜飾りはダメなのでしょうか?
節分飾りは正月行事が一段落する小正月(1月15日)から
飾っていいです。
ですが、
日本の古くからの暦には24節気というものがあります。
その中で立春・立夏・立秋・立冬があり、これらを4立といいます。
この4立はそれぞれ1日限りです。
そして4立の前に各々節分があります。
今は立春の前夜祭としての節分のみが残っていますが、
これも一夜限りです。
それで、節分飾りは一夜飾りでも大丈夫です。
節分のいわしとひいらぎの飾り方は
飾り方としては、
【用意するもの】
焼いた鰯の頭と葉っぱがついているヒイラギの枝
イワシは一匹丸ごと買って焼いたのち、頭だけを取りおいても
大丈夫ですよ。
【作り方】
イワシのエラから目に向かって、柊の枝を刺します
【飾り方】
玄関や軒先、鬼門に飾ります
節分飾りはいつまで飾っておけばいい?
一夜飾りでもOKの節分飾りですが、実際は長い間飾っている家もあり、
いったいいつまで飾っておけばいいのでしょうか?
節分飾りは一般的には雨水(2月19日)までには、はずします。
ですが、節分の翌日には外す家庭、2~3日飾っている家庭、
1年飾っておく家庭など場所によっても変わってきます。
地域によって風習が違うので、そのあたりは古くからその地域に
すんでいる方に聞くのが早いです。
処分の仕方はお正月のお飾りとは違って魔よけのものですので、
ゴミとして処分して大丈夫です。
塩で清めて白い紙に包んで捨てるのもOKです。
おわりに
いわしとヒイラギで作る節分飾りは節分にいわしを食べる習慣がある
西日本で飾っている家が多いです。
私も子供のころから西日本に住んでいますが、そういえば節分には
玄関先にいわし柊が飾ってありました。
また、嫁いだ先でも飾っています。
どちらも西日本だからなんでしょうね。
さらに魔よけのものなので処分もお守りやお札と違って
ゴミとして捨てても大丈夫なんです。
豆まきの豆もゴミとして捨てますよね?
あれと同じと思って大丈夫です。