メジャーが戻らなくなってしまったことはありませんか?
うっかり伸ばしすぎてしまい戻らなくなってしまったり、子供のオモチャとなり戻らなくなってしまったり…。
引っ張ると伸びて、ボタンを押すとシュルシュルっと戻るのが楽しいのでしょうね。我が家も、子供に何回か壊されてしまいました。
メジャーは100均でも購入できるので、また買えばいいか…と直すことを諦めたり、測れればいいと、伸びきったまま使っていることもあるでしょう。
伸びてしまったメジャーを自分で直すことはできるのでしょうか?
メジャーにも様々な種類があるので自分で直すことが難しい製品もありますが、
メジャーの仕組みが分かれば自分でも直すことはできるんです。
メジャーの仕組みや、直し方のポイントをご紹介します。
金属メジャーを出し過ぎたときの直し方
メジャーには金属製のものもありますよね。
メジャーの先端に引っ掛けられる部分があり、まっすぐ伸ばせるのが特徴です。
高さのある所や、長い距離も測りやすく、1人でも簡単に測れるので便利ですよね。
金属メジャーも、その他のメジャーも仕組みは同じで、どこかを接着したり、難しい加工をしているわけではありません。
部品が割れてしまった場合は、直すのが難しいですが、基本的には組み立て直してあげれば元通りに直せるのです。
メジャーを引っ張りすぎて戻らなくなってしまった場合、まずはメジャーの出口の穴をよく見てみましょう。
出口の所でメジャーが引っ掛かっている場合はマイナスドライバーなどで引っ掛かり部分を外して中に押し込むようにすると直るかもしれません。
引っ掛かりがないのに巻き取らなくなってしまった場合は中の軸が回り過ぎてしまったか、
バネが折れてしまった可能性があるので分解して直してみましょう。
組み立てるには、メジャーを巻き付けていた丸い部品にメジャーの端を引っ掛けてから時計まわりに巻き付けていきます。
次に本体にぜんまいバネを巻き付けます。
先ほどと同じように引っ掛ける所を見つけて、時計回りに巻き付けましょう。
ぜんまいバネの端を、メジャーを巻き付けた部品の内側の溝にはめ込み、ぜんまいバネを巻き付けた本体に、メジャーを巻き付けた部品をのせれば完成です。
組み立て方としては簡単なので、新しいものを購入する前に一度分解してチャレンジしてみるといいと思います。
でも金属メジャーの場合は固いので巻き付けるのが大変なんです…。
また金属メジャーの場合は何度も出し入れをするうちに金属疲労を起こして、巻き取る力が弱くなることが原因の場合があります。
金属メジャーが戻らなくないしまった場合は、買い替えた方がいいかもしれませんね。
メジャーのバネの仕組みはこうなっている
普段何気なく使ってるメジャーですが、好きな長さでピタッと止まって、ボタンなどを押すとシュルシュルっと元通りになる仕組みってすごいですよね。
どんな仕組みになっているのでしょうか?
メジャーが巻き戻るのはバネの力なんです。
メジャーの中には“ぜんまいバネ”というテープ状のバネが巻かれた状態で入っています。
このぜんまいバネとメジャーがつながっていて、メジャーを引っ張るとぜんまい部分が回り、バネが巻かれる仕組みになっています。
バネが巻かれることで、エネルギーが蓄えられメジャーから手を離したり、ボタンを押して引っ張る力がなくなった時に巻き戻すことができるのです。
シンプルな仕組みですが、この仕組みを考えた人はすごいですよね。
この仕組みはメジャー以外にも掃除機やアイロンのコードを巻き取りや、チョロQのように後ろに引っ張るとビューンと前に進むミニカーなどにも使われています。
メジャーを巻き戻すには“ぜんまいバネ”が重要な役割をしているんですね。
ぜんまいバネを巻き直すのは大変かもしれませんが、ぜんまいバネを巻き、メジャーとつなげればメジャーは巻き戻すことができるようになるということです。
こちらも参考になりますよ。
まとめ
かがでしたでしょうか?
メジャーが巻き戻るのには、ぜんまいバネの力が大切だったんですね。
ぜんまいバネの巻き方がおかしくなってしまったり、バネが折れてしまったりすると巻き戻らなくなってしまうのでしょう。
分解して、巻き直すことで直すことができますが、金属メジャーの場合は巻き直すのが大変だったり、金属疲労が原因だったりすることもあります。
金属メジャーは新しく購入した方がいいかもしれませんが、一度分解して直せるか挑戦してみてください。