桃の美味しい季節になり、お店でも美味しそうな桃がたくさん並んでいますよね。
桃は美味しくて好きだけど、桃によって当たり外れがあるのが悩みでもあります。
桃はデリケートなので、パックに入っていることも多く美味しい桃を見分けるのは難しいような気がします。
そこで今回は美味しい桃の選び方や、食べ頃の見分け方、美味しく食べれる桃の保存方法などをご紹介いたします!
桃の食べ頃の見分け方 硬い桃を柔らかくする方法も
桃の食べ頃といっても固い桃が好きな人も、柔らかい桃が好きな人もいますよね。
桃農家さんのお話しだと、固い桃が一番美味しいのは収穫したて!
桃は皮と身の間の部分が一番甘いので、洗って皮ごと食べるのが美味しいのです。
固い桃は甘みと酸味のバランスがよく、固い桃が好きな人もいますがスーパーなどで
販売されているのは柔らかく熟した桃が一般的ですよね。
固い桃は桃狩りに行くと食べられることが多いです。
美味しい桃の選び方としては
・桃の形が左右対称で丸みがある。
・全体に着色がよく、きれいに色づいている。
・枝についていた部分までしっかり色づいている。
・果皮に産毛の様な薄くてやわらかい毛がはえている。
・甘い香りがするもの。
などがあります。
このような桃は甘くて美味しい可能性が高いですが、桃の固さは触って見ないと分かりませんよね。
桃はデリケートなので、強く触ってしまうと痛みの原因となってしまいます。
お店ではパックに入っていたり、ネットがついていたりしますし、常識的にも触って柔らかさを確認することはできません。
買ってきた桃が固かった場合は、2~3日常温において、追熟させましょう。
桃を冷蔵庫で保存すると果肉を柔らかくして甘くする「追塾」の作用がとまってしまうのです。
桃を保存する時は、新聞紙などでそっと包んで、日陰や冷暗所の風通しのよい涼しい場所で保存しましょう。
甘い香りがして、そっとさわった時に柔らかくなってきたら食べ頃です。
桃は冷やして食べると美味しいですが、長時間冷蔵庫で冷やしてしまうと甘みも香りもどんどん減ってしまいます。
食べる直前に2~3時間に冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
氷水に15分くらい冷やす方法も、冷え過ぎず甘みや香りが引き立って美味しく食べられます。
美味しい桃の保存方法 夏場はこうして!
桃を保存するには常温が良い。とお伝えしましたが、暑い夏は気温が高すぎて傷んでしまわないか心配ですよね。
夏は、1日中エアコンをつけていて涼しいから大丈夫!と常温保存しているかもしれませんが、注意が必要です。
エアコンや扇風機の風に当たると、乾燥して桃の水分が奪われて美味しくなくなってしまう可能性があるんです。
夏場、部屋のエアコンがついている環境で常温保存する場合は、新聞紙でくるんだり、エアコンや扇風機の風が当たらないように気をつけましょう。
仕事などで、日中留守にしていて部屋の温度が高くなってしまう場合は冷蔵庫で保存した方が長持ちします。
冷蔵庫で保存するときはラップで密閉して空気を含ませたビニール袋に入れて保存しましょう。
冷蔵庫の中で他のものとぶつかって傷んでしまうことも防げますよ。
このように、冷蔵庫で保存すると長持ちはしますが時間とともに味は落ちてしまいます。
夏場に日持ちさせたい時は冷凍保存もオススメです。
冷凍すれば長くて1ヶ月くらい保存することができます。
まるごと冷凍するときは、優しく水洗いをして水気をしっかり拭き取ります。
ラップで包んで密閉し、フリーザーパックに入れてからできるだけ空気を抜いて密閉し
冷凍しましょう。
一度冷凍すると、桃の皮がむけやすくなるのでシャーベット感覚で食べられます。
また、桃をカットしてから冷凍することもできます。
桃を食べやすい大きさにカットし、同じようにラップで包んでからフリーザーパックで密閉して冷凍します。
カットした桃は変色しやすいので、できればレモン汁をかけて変色防止をしましょう。
まるごとの桃も、カットした桃も、解凍するときは自然解凍がおすすめです。
冷凍庫から出して15分くらいで半解凍状態になった頃がシャーベットのようで
美味しくいただけます。
解凍しすぎてしまうと水分が一気に出てしまい、食感や風味が悪くなってしまうので気をつけましょう。
半解凍の状態をそのまま食べたり、ミキサーで牛乳やヨーグルトなどと合わせてスムージーにするのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
美味しい桃の選び方や、固い桃を柔らかくする方法、
暑い夏場での保存方法などをご紹介してきました。
桃は常温での保存が、果肉を柔らかくしたり、甘みを引き立てるポイントになります。
冷蔵保存は日持ちはしますが、味が落ちてしまうので長時間の保存は避けたいですね。
暑い夏は冷凍保存もオススメです。
甘くて柔らかい桃は本当に美味しいので、今回ご紹介した桃の選び方や保存方法を試してみてください。