珪藻土のバスマットは近年人気が高まっています。
布のバスマットに比べると、洗濯しなくていいし、
すぐに水を吸ってくれるので、
バスマット回りがビチャビチャになることもありません。
お手入れも簡単とは言われていますが、
時間の経過とともに汚れてくるのは仕方がありません。
今回は、珪藻土のバスマットの黒ずみや、
割れてしまった時の対処法をご紹介します。
珪藻土のバスマットに黒ずみが!黒ずみを取る方法と付かないようにする方法
珪藻土のバスマットにできてしまう黒ずみは、実はカビなのです。
カビと聞くと、ショックですよね。
でも、そもそも脱衣所などのお風呂場の近くは、
常に湿度が高いですよね。
しかも適度に温かいので、カビ菌も喜んで繁殖してしまいます。
でも、捨ててしまうのはもったいないですよ。
ここで紙やすりを使って、黒ずみの部分を削り取ってしまいましょう!
用意する物は、
・紙やすり(240番と400番)
・新聞紙
・固く絞った雑巾
ちなみに、珪藻土の最大のメリットは、その吸水力です。
削った珪藻土の粉を流しなどに流してしまうと、
水を吸ってしまって、
つまりの原因になることがあるので、
お風呂場以外での作業がオススメです。
では、黒ずみを取っていきましょう。
まず、床に新聞紙を敷きましょう。
多少広く敷いておいた方が、広範囲に粉が舞ったときに
掃除がしやすいです。
それでは、削りましょう。
240番の紙やすりで、黒ずみ部分を削っていきます。
紙やすりは番号が小さいものほど
目が粗いということを覚えておいてくださいね。
紙やすりで、黒ずみがなくなるまでどんどん削ります。
黒ずみがなくなったら、今度は400番の紙やすりで
表面を整えていきます。
最後に固く絞った雑巾で拭いて、陰干しすれば完了です。
終わった後は、新聞紙を丸めて捨てれば、
落ちた珪藻土の粉は処分できます。
新聞紙からはみ出た粉は、バスマットを拭いた雑巾で拭いて、
そのまま雑巾も捨ててしまいましょう。
この方法でやると、黒ずみも取れるし、
いつの間にか弱くなっていた吸水力が復活します。
また、紙やすりも100円ショップで売られています。
しかも粗さが違うものがセットになっているので、
1つ買っておくと便利ですね。
黒ずみがつくってことは珪藻土のバスマットは不潔?キレイに保つお手入れ方法
黒ずみがついてしまったバスマットは、
菌が繁殖してしまっているのでは?と思いがちですね。
でも大丈夫です!黒ずみを取ってリセットしてから、
またお手入れをすればキレイな状態をキープできます。
それでは、どのようなお手入れをすればよいでしょうか。
まず、使い終わったら乾かしましょう。
使い終わってそのままにしていると、
またカビが生えてきてしまいます。
使い終わった後に立てかけて干しておくだけで、
カビが付きにくくなります。
なお、直射日光に当てると珪藻土マットが反ってしまうので、
日陰干しがオススメです。
そして、汚れの落とし方も大事です。
先ほどご紹介した紙やすりのお手入れ方法は、
普段のお手入れでも活用できます。
黒ずみを取るには少し大変に感じてしまいますが、
日頃のお手入れでこする分には、
そこまで必死にやらなくても大丈夫です。
また、洗剤を使って洗いたくなりますが、
商品によっては洗剤どころか、
水洗いができないものもあります。
そして、洗いたくても石鹸を使うのは避けましょう。
石鹸かすが珪藻土の細かな穴の中に入り込んで、
カビの原因を作ることになってしまいます。
どうしても洗剤で洗いたい!
そんな方にはクレンザーでのお手入れを
オススメします。
珪藻土のバスマットをクレンザーでお手入れする方法
珪藻土バスマットに、なぜクレンザーが良いかというと、
クレンザーも研磨剤のひとつだからです。
汚れを落とすというより、
汚れを削り取る効果が期待できます。
スポンジにクレンザーを付けてこするだけで、
キレイに汚れが落ちます。
簡単だしコストもかからないので、
ぜひやってみてください。
珪藻土のバスマットが割れる原因?割れないように気を付けるべきこと
珪藻土のバスマットの欠点は、
割れてしまう可能性があることです。
しかし、ちょっとやそっとでは割れないはずです。
立てかけていたマットが落ちて割れてしまうことは、
ほとんどないようです。
割れてしまう原因として考えられるのは、
バスマットを敷いている環境です。
珪藻土のバスマットは、不安定な環境に弱いです。
敷いているところにちょっとした段差があると、
その段差でパキッと割れてしまうことがあります。
珪藻土のバスマットを敷く場所は、
平らなところにしましょう。