年末に家中大掃除をしたはずなのに、いつの間にか増えている…
埃、水アカ、カビ!!
特にお風呂のカビは一度根が張ってしまうと、取り除くのが大変です。
ですが、天井やパッキン部分ってなかなか手をつけるのが億劫なもの。
なるべく簡単な方法で、お掃除ができると良いですよね。
今回は、お風呂の天井やパッキンに付いてしまったカビを手軽に落とす方法
をご紹介していきたいと思います!
カビが風呂の天井に!きれいさっぱりにするには?
天井は手が届きにくくて出来るものなら掃除なんてしたくない…と
思ってしまうかもしれませんが、
この天井のカビを放置しておくのは体に良くありません。
というのも、天井からパラパラとカビの胞子が落ちて、
その胞子をお風呂に入るたびに吸い込んでしまうからです。
「お風呂に入った後は咳が止まらない…」
と感じている方は天井を見上げてみてください。
もしかしたらビッシリとカビが張っているかもしれませんよ。
そんな恐ろしい光景見たくない!という方は今からご紹介する
天井のカビを除去する方法を試してみてください。
まずはカビ取り剤に比べて環境にも体にも優しい、
アルコールで拭き取る方法をご紹介!
【必要な道具】
・長い柄のついたブラシ(先にスポンジがついたもの)
・消毒用アルコール(エタノール)
※薬局などで手に入ります。
・ぞうきん 2枚
・なるべく柄の長い水切り道具
※ぞうきんを巻き付けて拭き取る用
・ゴム手袋やビニール手袋
天井に向けて直接アルコールをスプレー噴射してしまうと
垂れてきたり、自分に降りかかってきて危険ですので、
絶対にしないでください。
また、掃除をする際は浴槽の縁や、脚立などに立って行うと思いますが
滑って怪我をされませんよう、十分に注意してくださいね。
【掃除手順】
① アルコールを含ませた後、しっかりと絞ったスポンジで
天井全体を拭き取ります。
② 拭き終わったら、今度は固く絞ったぞうきんを先に取り付けた
水切り道具などで同じく天井を拭き取ります。
③ 最後に乾いたぞうきんでもう一度拭き取ったら完了です。
まだ付き始めのカビであれば、上記の手順で取り除くことが可能ですが、
時間が経って頑固に根付いたカビはなかなか落ちません。
そういう際には市販のカビ取り剤を使いましょう。
準備するもの・手順は、アルコール掃除のときと同じで
アルコールをカビ取り剤に読み替えて頂ければ大丈夫です。
また、体を保護するために
・マスク
・メガネ
・手袋
・雨合羽
を忘れずに着用し、換気をしっかり行ってください。
詳細な使い方はカビ取り剤によりますので、
事前に裏書を読んでおくようにしましょう。
カビが風呂のパッキンに!このしつこい汚れを落とすには?
【必要な道具】
・ゴムパッキン用のカビ取り剤
・キッチンペーパー
・ラップ
【掃除手順】
① 基本はゴムパッキン用のカビ取り剤を付けて、約半日放置し
洗い流せばOKです。
これでも取り除けない場合は、次の段階へ進みます。
② カビ取り剤をつけて、キッチンペーパー、またカビ取り剤、
次にラップで密封という段階を経てから半日放置します。
まだ取れない…という場合は、②の工程を2~3回繰り返します。
こちらも、掃除中はしっかりと換気を行い、
手袋をつけて直接触れないように注意してくださいね。
最後に、掃除をしたらなるべくキレイな状態を
保つための工夫をご紹介します。
まず、カビの栄養となるのは洗剤の残りや、湿度です。
入浴後はこれらを排除することが大切になってきます。
・パッキン部分は泡汚れを残さないよう、水で流しておく
・入浴中、後には十分な換気
・お風呂上りの最後は、なるべく天井を含めて水気を拭く
上記を意識するだけで、カビの繁殖を抑えることができますよ。
まとめ
つらつらと書いていきましたので、最後にまとめです。
天井のカビ取りには
「アルコールもしくは、カビ取り剤での拭き取り」
パッキン部分のカビ取りには
「パッキン専用のカビ取り剤を使用する」
「根強いカビには、カビ取り剤→キッチンペーパー→カビ取り剤→ラップと重ねて放置」
カビを防止するには
「お風呂上りに全体を水で流して泡などを取り除く」
「換気をしっかり行い湿気を取り除く」
「天井を含めなるべく水気を取り除く」
これで厄介なカビとは無縁のお風呂タイムがやってきます!