いまさら恥ずかしくて聞きづらい!? お盆のお供え物の意味とは??

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お盆になると実家や義実家への帰省はつきものです。

初めての帰省の場合など、

御先祖様へのお供え物は何を選んだらいいか、

悩む人は多いのではないでしょうか。

 

今回は、お盆の時期のお供え物に関する情報をご紹介します。

 

 

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お盆のお供え物は亡くなった御先祖様に感謝の気持ちを込めて贈るもの

そもそも、なぜお盆にはお供え物をするのでしょうか。

 

お供え物の由来として、仏教のおしゃか様の言い伝えがあります。

おしゃか様の弟子の母親が飢えと渇きに苦しむ地獄に落とされてしまい、

その母を助け出そうと食べ物を与えようとしました。

しかし、母親だけでなく恵まれない人たちにも食べ物をわけてあげるよう

おしゃか様に言われます。

そしてその通りにすることで母親を助け出したのが由来とされています。

 

お供え物とは、御先祖様が飢えや渇きに苦しむことがないように、

感謝の気持ちを込めて贈る贈り物なのですね。

 

お供え物とは御先祖様への感謝の気持ちを込めた贈り物なのですが、

ではどのようなものをお供えすればいいのでしょうか。

一般的にお供え物として選ばれているものにどんなものがあるのか、

紹介をしていきます。

 

・日持ちのする季節の果物

 

夏に旬を迎えるスイカや桃、ブドウなどが人気です。

季節ではないですが、みかんやりんごといった丸い形が選ばれます。

これは、丸いものは「円」として、御先祖様との縁につながるという

意味があるとされています。

 

・飲み物

 

お酒やジュースなどもお供え物として問題ありません。

御先祖様が好きだった銘柄のお酒などがあればいいですね。。

ただ地域によってはお酒がNGのところもありますので注意しましょう。

 

・お菓子

 

日持ちのするものということで、どら焼きや焼き菓子・ゼリー、

あるいは季節を感じる水ようかんなどがおすすめです。

お供え物は食べやすさや配りやすさを考えて、

個別包装されているものを選ぶようにするといいですよ。

 

・お供え物の相場

 

相場は基本的に3000円~5000円程度です。

地域や家庭によって相場が異なる場合もあります。

心配な時は義両親や親戚・訪問先に前もって尋ねておきましょう。

また、訪問客が多い家の場合は、食べ物では余る可能性もあります。

その場合は「ご仏前」「御供物料」と記して現金を包むこともできます。

ちなみに、お盆は最初からわかっている予定なので、

新札でも古札でも大丈夫です。

 

御先祖様が生前に好きだった食べ物などをお供えするのもよいですし、

故郷にちなんだ地元の名産品などもいいかもしれませんね。

金額にとらわれず、御先祖様を大切に思う気持ちを大事にしましょう。

 

・のしと水引

 

お供え物にはのしをつける必要があります。

表には「ご仏前」「御供物料」と書くのが一般的です。

下段には送り主の名前を書きましょう。夫婦連名でも大丈夫です。

水引の色は黒白で、形は結び切りになります。

 

お店で「お盆のお供え用」とつたえれば対応してもらえるので

わからないときは任せてしまうのがおすすめですよ。

 

これは絶対にダメ!お盆のお供えマナーとは

 

逆に、お供え物として、NGとされるものがありますので紹介します。

 

・五辛(ごしん)

 ねぎ、にら、にんにく、らっきょう、しょうが、さんしょうの5個を

五辛といいます。

においや絡みが強い野菜たちで、お供え物としてはNGとされています。

たまねぎなども避けることをおすすめします。

 

・魚や生肉

 魚や肉は「殺生」を連想するため、お盆のお供え物してはNGです。

 

・生もの

 生ものなどの賞味期限の短いものや冷蔵や冷凍が必要なものは避けましょう。

夏は暑いので、お供えしている間に傷んでしまうと食中毒などの問題が

起こりかねません。

 

あとは地域的にNGなものもあります。

聞けるようであれば親戚などに確認してみるのがいいでしょう。

  こちらも参考になりますよ

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お盆のお墓参りはいつがいい?期間や時間のマナーを知っておこう

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

お盆の帰省は、慣れないことだらけで大変かもしれません。

知らなかったでは済まされないお盆のお供え物について、

しっかりと身につけておけば安心ですよね。

とはいえ、あまり気負うことはありません。

御先祖様を思う気持ちを大事にすることを、忘れないようにしましょう。

 

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