味噌汁を作るのに手軽に使えて便利な
だしの素。
でも、スーパーには「だしの素」と「ほんだし」
があってどう違うのかちょっと悩んでしまいました。
どっちがおいしいとか、どっちが本物に近いとか
あるのかなーと思って調べてみました。
だしの素とほんだしの違いは何?
シマヤが作っているのが「だしの素」
味の素㈱が作っているのが「ほんだし」
作っているメーカーが違うので成分がやや違いますが、
どちらも和風だしの素です。
味の好みで選んで大丈夫ですよ^^
では、それぞれについて詳しく書いていきますね。
まず、「だしの素」。
株式会社シマヤが作っている製品です。
粉末タイプと顆粒タイプがあります。
次に「ほんだし」。
味の素株式会社が作っている製品です。
顆粒タイプになっています。
それぞれの味の特徴は下の表のとおり。
だしの素 |
ほんだし |
かつお節に子だよって香りが際立つ粉末タイプは自然の味を大切にしたおいしさを追求しています。
|
香り、コク・味わいに優れた3種類のかつお節を使ってつくられた和風だしの素。顆粒なので、すぐに取り出せてさっと溶けるので使いやすいです。 |
【原材料】
だしの素 |
ほんだし |
ぶどう糖、食塩、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、 酵母エキス/調味料(アミノ酸等)
|
食塩・砂糖(砂糖、乳糖)、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、小麦たん白発酵調味料、酵母エキス発酵調味料/調味料(アミノ酸等) |
【栄養成分】みそ汁1杯分で1g使った時
|
だしの素 |
ほんだし |
エネルギー |
2.59kcal |
2.4kcal |
たんぱく質 |
0.21g |
0.27g |
脂質 |
0.008g |
0.006g |
炭水化物 |
0.42g |
0.31g |
食塩相当量 |
0.37g |
0.40g |
カリウム |
― |
1.8mg |
リン |
― |
2.6mg |
ヨウ素 |
― |
0mg |
【アレルギー物質】
だしの素 |
ほんだし |
特定原材料7品目・特定原材料に準ずるもの20品目ともに含まれていない |
乳成分、小麦 |
【主な原料の産地】
だしの素 |
ほんだし |
不明 |
かつおぶし粉末、かつおエキスともに日本 |
どちらもみそ汁1杯につき1gで使用量は同じ。
栄養成分もほとんど変わりありません。
原材料に少し違いがあります。
それから、「ほんだし」には乳成分と小麦がアレルギー物質として
記載があるので、これらのアレルギーがある人は使えません。
アレルギー等で原材料が気になる人は
昆布とカツオを使って自分でだしをとってみるのがおすすめ。
意外と簡単にできます。
だしの取り方についてはこちらで書いています。
ほんだしを入れるタイミングはいつ?
おいしいみそ汁や煮物を手軽につくれる「ほんだし」や「味の素」
は本当に便利。
でも、タイミングを間違うとせっかくの風味も台なしに。
じゃあ、いついれればいいのか?っていうと、
野菜を煮込むようなみそ汁の時は野菜を煮る時にいれて
味をしみこませてから、みそをときます。
豆腐とわかめの味噌汁のようなあまり煮込まなくていい
材料の時は最後に入れると風味がいいです。
沸騰させちゃうとコクがなくなっちゃうので、
気を付けてくださいね。
まとめ
「だしの素」と「ほんだし」はメーカーが違うだけで、
ほぼ同じ商品。
ただし、乳や小麦のアレルギーがある人は「ほんだし」は
使えないので要注意。
入れるタイミングは野菜を煮込むときは煮る段階で、
シンプルなみそ汁なら最後にいれると風味がいい。
沸騰させるとコクがなくなるので気を付けましょう。
「だしの素」も「ほんだし」もみそ汁以外にも
煮物や漬物、炒め物などいろいろ使えるので、
メーカーのレシピサイトも参考になりますよ^^