ここ最近ブームとなっている鯖缶。
手軽に使えることが人気で、サラダに使ったり、パスタに使ったり、カレーに使ったりと
アレンジメニューも増えています。
鯖の栄養価は高く柔らかいので赤ちゃんの離乳食にもおすすめなのですが、赤ちゃんには塩分が気になります。
そこで今回は赤ちゃんの離乳食にも使えるように、鯖缶の塩抜き方法をご紹介します。
目次
鯖缶の塩抜き方法
鯖缶には水煮や味噌煮、オリーブオイル漬けなどいろいろな種類があります。
離乳食に使うには一番シンプルな水煮がいいですが、水煮にも減塩や食塩不使用、科学調味料無添加などいろいろな種類があります。
赤ちゃんが食べることを考えると、国産、無添加で食塩不使用のものが、安心・安全でベストですが、割高でもあります。
普通の鯖缶でも一工夫するだけで、美味しさは変わらず、塩分を少なくできる方法があるのでやってみましょう。
鯖缶は下茹でしたり、水に浸けたりするだけでも塩抜きをすることができますが、塩分と一緒に旨みも出てしまい美味しくなくなってしまいます。
鯖の旨みを逃がさずに塩抜きするなら、薄い塩水を使う方法がおすすめです。
水100ccに塩1gくらいの薄めの食塩水に、鯖缶から身だけを取り出して1~2時間浸しておきます。
鯖の塩分が食塩水に溶け出すので、身を取り出したら水気をよくふきとって調理に使いましょう。
また鯖缶は骨や皮も食べられるくらい柔らかいですが、赤ちゃんには骨や皮は取り除いてあげましょう。
鯖缶を塩抜きして離乳食にするレシピ
鯖缶は生のまま缶詰めに入れられて調理されるので栄養素が失われず、骨や皮も食べられるので生のサバより栄養価が高いといわれています。
特にカルシウム・ビタミンD・DHA・EPAが豊富に含まれているので、離乳食にも取り入れたいですよね。
気になる塩分も一工夫するだけで塩抜きができるので鯖缶を上手く活用して栄養たっぷりの離乳食を作ってみましょう。
赤ちゃんに鯖を食べさせても大丈夫になる時期は離乳食後期(9ヶ月~10ヶ月)頃からになります。
魚を食べさせる時は、まずはタイやヒラメ等の白身魚から始め、次にマグロやカツオなどの赤身魚。そして最後に鯖やイワシ、アジなどの青魚をあげるようにしましょう。
青魚の中でも鯖は脂肪分が多く、青魚の中でもアレルギーを起こしやすい魚です。
鯖を食べさせる前にイワシやアジなどの他の青魚から始めると良いです。
初めて鯖を食べさせる時は少量からはじめます。
鯖を食べた後に唇が腫れたりしないか、喉が痒くなったり、目や鼻が痒くなったりしないか?蕁麻疹や嘔吐、下痢の症状がないかを確認してください。
アレルギーの心配がなければ、鯖缶は柔らかく栄養価も高く、調理しやすいので離乳食に
おすすめの食材です。
それべは、鯖缶を使った離乳食のアレンジレシピをご紹介しましょう。
⚪鯖と豆腐のハンバーグ
・鯖缶(塩抜きしたもの) 50g
・豆腐 50g
・ヒジキ 大1
・にんじん 大1
- にんじんとヒジキはみじん切りにする。
- 塩抜きした鯖の身と豆腐、①をよく混ぜる
- フライパンに油を引き、スプーンでのせて両面を焼き色がつくまで焼く。
赤ちゃんが手づかみでも食べやすいのでおすすめです。
まとめて作って一つずつラップをして冷凍保存することもできます。
⚪サバそぼろ
・鯖缶(塩抜きしたもの)
・にんじん、しいたけ、ほうれん草等、好みの野菜
・砂糖:醤油:酒=1:1:1で合わせた調味料
- にんじんやしいたけ等、好みの野菜をみじん切りにする
- 塩抜きした鯖の身と①の野菜を少量の水と一緒に炒め煮にします。
- 野菜が柔らかくなり水分がなくなったら合わせ調味料を少々加えて水分がなくなるまで炒めます。
ご飯と混ぜておにぎりにしたり、卵に混ぜて玉子焼きにしたり、うどんに入れたりと
作りおきをしておくと便利な一品です。
⚪サバのトマト煮
・鯖缶(塩抜きしたもの)
・玉ねぎ
・キャベツ
・じゃがいも等
・ニンニク
・トマトピューレ
・塩
- ニンニクをみじん切りにして炒めて香りをだします。
- 1㎝角くらいに切った野菜を入れて炒めます。
- 塩抜きした鯖の身と水、トマトピューレを入れて野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
- 塩で味を整えます。
サバとトマトがよく合い、旨味のある煮込み料理になります。
水を多くしてスープにしてもいいですし、パスタソースにしても美味しいです。
煮込んでプレーンオムレツに添えたりとアレンジもできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
鯖缶は手軽に使えて、栄養も豊富な万能食材です。
塩分不使用の鯖缶を選んだり、一工夫して塩抜きをすれば赤ちゃんの離乳食にもおすすめの食材です。
赤ちゃんのお世話が大変な時期だからこそ、買い置きできるのもいいですよね。
鯖缶を上手く活用して、離乳食作りをしてみてください。