年賀状をお世話なっている職場の上司に書くことはあっても、育休中にお世話になった上司に書く機会はなかなかないですよね。
育休中だからこそ、新年の挨拶をかねて休みをいただいている感謝の気持ちや、復職に向けての気持ちを伝える良い機会になります。
育休中はなかなか連絡をとることが少ない上司にも、年賀状を出すことでコミュニケーションがとれ、復職したときに円滑に仕事ができるようになると思います。
でも、育休中の年賀状にはどう書いたらいいでしょうか?
今回は育休中に年賀状を出す時はどんな一言を添えたらいいのかをご紹介します。
上司に年賀状を出すときの一言の例
上司に年賀状を出すときは、育休で休んだ感謝の気持ちと、復職に向けた挨拶をいれるのがポイントです。
また目上の人には「謹」(謹んで)や「恭」(恭しく)という文字が入る言葉を選びます。
「賀正」「迎春」「新春」などではなく「謹賀新年」や「謹んで新年のご挨拶申し上げます」などを使いましょう。
例えば
「謹賀新年 旧年中は暖かいご配慮を頂き大変感謝しております。⚪月には復職させて頂く予定です。またご指導よろしくお願い致します。」
のような感じです。
このような文面をベースにして、上司との関係に合わせて自分なりにつけ加えると良いでしょう。
仕事だけの関係ならば、シンプルにまとめてもいいですが妊娠中から気遣ってくれたり、プライベートでも親交がある関係なら、産まれた子供の様子や、子育ての様子などを伝えても良いです。
「新たな生命を大切にしながら、日々育児に邁進しております。」や、
「お陰様で娘もすくすくと成長し、⚪ヶ月になりました。」などといれてみましょう。
育休中の年賀状は上司との距離感が大切です。
気にかけてもらっているなら、子供の様子や自分の近況、相手を思いやる一言があるといいと思いますが、中には育休を好ましくないと感じている場合もあるかもしれません。
そのような場合は、子供の様子や近況を書くと不快感を与えてしまうかもしれないので、
育休の感謝の気持ちと、復職に向けた挨拶を中心にまとめることをおすすめします。
年賀状の文例 子供が1歳になった時
子供が産まれた月によっては、年賀状を出すタイミングで1歳になることもありますよね。
育休は基本的に子供が1歳までですのでもうすぐ復職する時期だったり、復職した後ということもあるでしょう。
場合によっては保育園などの預け先が見つからず、やむをえず育休を延長することがあるかもしれません。
子供が1歳になるタイミングでしたら、育休で休んでいた感謝の気持ちに加え、子供の成長を感謝する思いや、復職についてどうするのかを添えるといいでしょう。
育休終えて、予定通り復職できる場合は、
「旧年中は大変お世話になりました。育児休暇を頂いて1年が経とうとしています。
お陰様で健やかに育っており⚪月で1歳になります。予定通り⚪月より復職させていただきます。またご指導よろしくお願い致します。」
のように言葉を添えましょう。
もし、預け先が見つからず育休を延長したり、復職を断念してしまう場合も、一言添えた
方が良いと思います。
ですが、事前に予定通り復職できないことを直接伝えた上で年賀状に書くことが大切です。
年賀状で予定通り復職できないと伝えるのは失礼ですよね。
事前に伝えた上で改めて謝罪の気持ちを伝えましょう。
お世話になった気持ちや子供の成長の感謝を記した後に予定通り復職できないことを伝え
謝罪の気持ちを表すと良いでしょう。
「旧年中は大変お世話になりました。お陰様で健やかに成長し⚪月で1歳となります。
⚪月で復職する予定でしたが預け先が見つからずご迷惑をおかけして申し訳ございません。復職した際にはより一層励みますので何卒よろしくお願い申し上げます。」
のような感じで言葉を添えます。
すでに育休を終えて復職した直後の場合もありますよね。
復職していても、小さい子どもがいる家庭では思うように仕事ができないことも多くある
と思います。
復職した後の場合は、日々の感謝の思いを伝えるようにしましょう。
子供が1歳になるころは、それぞれの状況によって復職に影響がでているかもしれません。
我が子が1歳になった喜びもありますが、子育てと仕事を料率していくためには周囲の
理解やサポートが必要な時期でもあります。
1歳になった時の自分の状況に合わせて丁寧に年賀状に言葉を添えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
育休中や、子供が1歳になる頃の年賀状は上司への感謝の気持ちや、子供の成長、復職に向けての挨拶を言葉で表しましょう。
上司との距離感や、育児休暇に対する考え、などを考慮し、相手のことを思って言葉を選ぶことが大切です。