美味しい出汁をとりたいけど、時間はない。
手っ取り早くだしパックを使ってみたけど、
なんだか薄いって思うことありますよね?
いつもの顆粒調味料から変えたいけど、
出汁をとると薄い…
だしパックでもやり方を変えたら美味しくなりました。
もっと本格的にしたいときはかつおと昆布が
私的には失敗しなくて美味しい組み合わせです。
この方法ですればあなたも美味しくできますよ^^
出汁パックの味が薄い時 ズバリその原因と正しいやり方とは
だしパックの味が薄い原因は
- 合成調味料の味に慣れてしまっている
- 出汁の取り方が間違っている
のどちらかです。
それぞれを説明しますね。
まず、合成調味料の味に慣れてしまっている場合。
合成顆粒だしは出汁の成分だけでなく、
塩や砂糖、アミノ酸などが加えられています。
だれでも美味しいと分かるように
しっかり味がつけられており、
風味も華やかです。
それに慣れてしまっていると、塩や砂糖などの
調味料のはいっていない出汁パックでは
味が薄く感じられるのも当然。
濃い味を好んで食べる人は、
薄味だと味がしないっていいますよね?
それと同じです。
濃い味に慣れきった舌を変えるには
それなりの時間がかかります。
ここはもう少し我慢して、せめて3週間は
出汁パックを続けてみましょう。
それから合成調味料の顆粒出汁を使ってみると
意外にもなんか違う!って感じられるようになります。
次に2.出汁の取り方が間違っている場合。
出汁パックで出汁を取る時、
沸騰したお湯にいれてさっと取り出していませんか?
たいていの出汁パックは「水から入れる」のが
ポイントです。
鍋に水をいれたら、出汁パックも一緒にいれて
5分ほど煮出します。
いったん取り出し、味噌汁の具をいれたり、
煮物をゆでたりして仕上げにもう一度
出汁パックをいれます。
こうすることで濃いめに出汁がとれますよ^^
できるだけ簡単に美味しい出汁をとりたいなら
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それでも出汁が薄い時は昆布とかつおから濃い出汁をとる取り方
出汁にはいろんな食材の組み合わせがありますが、
ここではどんな料理にもなじんで、
失敗なく作れて美味しい昆布とかつおのお出しについて
紹介します。
材料は昆布とかつおと水だけ。
昆布 8g
かつお 45g
水 1リットル
【作り方】
- 昆布を濡れ布巾で拭いて埃や汚れを取る
- 昆布の繊維に直角に3センチごとに切れ目をいれる
- 鍋に水と昆布をいれて30分おく
- 3の鍋を火にかけ弱火でじっくり温める
- 昆布の周りから泡が出始めたら、昆布を取り出す
※長く煮だすと昆布のぬめりが出ます
6. かつお節をいれたらすぐに火をとめる
7. かつお節がなべ底に沈んだらざるなどでこしてできあがり
※かつおをこすときに絞らないように
かつおも昆布も素材にこだわればきりがありません。
高価なものはやはりそれだけの美味しさがあります。
だけど、そもそも手軽に美味しくつくりたいのに、
毎日にそんな高価なものなんて使えませんよね?
お正月やお祝い事などのときには
素材にこだわってみるのもいいと思いますが、
普段には普段使いやすいものでいいと思います。
洋服だって普段着と特別な日は全然違うし、
料理もそれでいいと思います。
あ、でも昆布は出汁用のものにしてくださいね。
昆布巻きにして食べるようのではお出汁がでません。
昆布を30分ひたす時間がないなら、
前日にお茶ポットなどに入れて冷蔵庫に入れておけば、
しっかり出汁がでますよ。
6時間以上置いておけば沸かさなくても出汁がでます。
まとめ
出汁パックでも美味しく手軽に作るには
二度使うのがおすすめ。
必ずお水の状態からいれましょう。
昆布とかつおからとればさらに濃くなります。
かつおはたっぷり使うと風味がいいです。
動物性のかつお出汁はイノシン酸、
植物性の昆布だしはグルタミン酸という
うまみ成分があります。
違う成分の旨味が合わさることで、
さらに美味しくなるんです。
好みはそれぞれあるでしょうが、
私はこの組み合わせの出汁が大好きです♪
ぜひ、美味しい出汁を作ってくださいね。