飛行機に乗る際に、荷物を全て預けるのであれば
問題ありませんが、持ち込み荷物の場合は
禁止されている物がいくつかあります。
「じゃあ、化粧品なども持ち込みできないの?」
と女性の方は不安になるかもしれませんね。
今回は、持ち込み不可の物を一覧にして解説、
及び、化粧品を持ち込む際の注意点、
合わせてパッキングのコツについても
ご紹介していきたいと思います。
良くわかる!機内持ち込みできないもの一覧
爆発の恐れがあるものや燃えやすいもの、
人へ危害を与えたり物件を損傷する恐れがあるもの
については、法律によって預けることも
持ち込むことも禁止されています。
■持ち込みできるサイズ
座席数 | サイズ | 重量 |
100席以上 | 115cm以内 55cm×40cm×25cm以内 |
10kg以内 |
100席未満 | 100cm以内 45cm×35cm×20cm以内 |
持ち込める手荷物は、ハンドバッグ等の身の回り品は除いて
1人につき1点までです。
■機内持ち込みできないもの
品物名 | 例 |
刃物 | 包丁
折り畳みナイフ カッターナイフ ハサミなど |
強打することで凶器となりうるもの | 野球バッド
ゴルフクラブ 竹刀など |
先端が著しく尖っているもの | アイスピック
目打ちなど ダーツの矢など |
凶器となりうるもの | スタンガンなど |
ライター | プリミキシングライター
葉巻用ライター 吸収剤がないオイルライターなど |
アルコール | 度数70%を超えるもの |
その他危険物 | 酸化性物質(漂白剤、酸素スプレーなど)
可燃性物質(炭など) 火薬類(花火、クラッカーなど) 毒物類(殺虫剤、農薬など) 高圧ガス※(ヘアスプレー、ガスボンベなど) 引火性物質(オイル、塗料など) 腐食性物質(液体バッテリー、水銀など) |
液体物 | 5リットル以上のもの |
もし、上記のものを持ち込んでしまうと法律違反として
50万以下の罰金対象になります。
機内持ち込みに化粧品をいれるならどうすればOK?
基本的にドラッグストアで購入できるものなら
持ち込みしても問題ありません。
カミソリ、眉毛用のハサミも刃渡り4cm以内なら
持ち込み可能です。
水分を含むものは液体物扱いになると考えましょう。
例として、化粧水や乳液はもちろん、
ヘアワックスやリキッドファンデーション、
マニキュア、ハンドクリーム、日焼け止め、
香水、ヘアワックス、マスカラなども水分に含まれます。
持ち込む場合は、以下の点に気をつければ大丈夫です。
①100ml以下の容器に移し替える。
100均などに旅行用の小さい容器が2~3本セットになって
売られていますので、前もって移し替えておくと良いでしょう。
化粧品やシャンプーのサンプルを旅行用にとっておくのも
良いと思います。
②移し替えた容器はジッパー付きの透明な袋に入れる。
大きさは、たてと横の合計が40cm以下になるようにします。
1人につき1袋だけ持ち込めるようになっています。
ちなみに、以下は袋に入れなくても持ち込めます。
医薬品 | 液体薬 喘息スプレー コンタクトの保存液など |
幼児用食品 | ミルク 離乳食など |
検査をスムーズにするために、
念のため診断書・処方箋を所持しておきましょう。
ヘアカーラーやヘアアイロンも持ち込めますので、
機内でも一通り身支度が整えられ整えられそうですね。
スーツケースのパッキングで大事なのは隙間の詰め方
隙間なく詰めるのは、パッキングの基本中の基本です。
機内では座席下か、座席上の荷物入れに収納することになりますが、
横にして入れるので下手に隙間がある状態だと
中身が崩れてしまうのです。
まずキャリーバックを開いたら
支柱などで凸凹になっている底を平らにしていきます。
シワになっても良い衣類やタオルを丸めたり、
折り畳み傘などフィットしそうで壊れにくいものを詰めればOK。
バックを開けた際に一番取りにくい部分になりますので、
急を要さない物品を入れましょう。
パッキングの第二鉄則、重たい物をキャスター側に詰めた後、
真ん中に壊れもの、上に衣類などを乗せます。
ちなみに形の変えられないもの・大きいものから詰めておくと、
その隙間を縫うように柔らかいものをつめていけるので
おススメですよ。
最後に空いている隙間は、ハンドタオルや靴下、
下着類など小さい面積のものを丸めて詰めていきます。
まとめ
■機内持ち込み不可のもの
刃物やその他凶器になりうるもの、
液体物も持ち込みに規制があります。
パッキングの際は上記の持ち込み不可の表を
参考にしてみてください。
■化粧品はどう持ち込むか
化粧品は、100ml以下の小さい容器に詰めて、
全ての容器はチャック付きの透明な袋(たてよこ合計40cm以下)
に入れておけば持ち込めます。
■パッキングでの隙間の詰め方
パッキング時は最初に底の凸凹を平らにするようにタオルなどで埋め、
重たいものから軽いものへと順番に乗せていきます。
最後に空いている隙間を、丸めた靴下やハンドタオルなどで
埋めることでスーツケース内の荷崩れを防ぐことができます。