ワンオペ育児とは?専業主婦の実態と旦那の成長

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ワンオペ育児育児ってどういう意味?

ワンオペ育児という言葉をよく聞くようになったけど、

ワンオペ育児ってどういう意味なんだろ?

 

調べたところによると、旦那さんの単身赴任など

何らかの理由で一人で仕事、家事、育児のすべてを

こなさなければならない状態をさす言葉です。

 

大抵の場合は母親が一人でこなしています。

もともとワンオペというのは、コンビニや飲食店などでの

1人勤務のことです。

 

1人ですべてをこなす過酷な状況はそれをしていた企業は

ブラック企業といわれ、いまや広く世間に知られているほど

社会問題になっています。

 

こんなブラック企業の「ひとりで全部をこなす」という状況に

似ていることからワンオペ育児という言葉が使われるようになりました。

 

 

つまりは、ブラック企業ならぬ、ブラック家庭ですね。

 

私も長い間一人で育児、しんどいなーと思っていましたが、

あー、私ってワンオペ育児をしてきたんだ。

と気が付きました。

 

そして、案外似たような家庭環境の人は多いんだということも。

 

うちの場合は旦那は単身赴任などしてません。

毎日家から仕事にいってます。

 

ですが、毎晩帰りは遅く22時すぎは当たり前。

夕食を子供たちと食べられることは平日ほぼありません。

朝も朝食こそ、子供たちと一緒に食べられますが、

出勤が9時頃のためそれまでひとりのんびりテレビを見ながら

携帯ゲームをして家事など手伝ってはくれません。

 

さらに仕事のつきあいの飲み会も月に何度もあり、

忘年会シーズンともなると、二日に一回は飲み会。

夜は遅く、朝は起きてこない。

 

たとえ単身赴任でなくても、いないも同然です。

 

こういう働き方をしている旦那さんたちは大勢いるでしょう。

そして、働きすぎの男性がメディアで取りざたされる陰に

ワンオペ育児で苦しむお母さんたちがいるんです。

 

 

ワンオペ育児は専業主婦でもきつい!

仕事をしながらワンオペ育児をしている人から見れば

一日中家にいる専業主婦の方が楽そうに感じるかもしれません。

 

でも、楽な事なんてちっともないんです。

まず、専業主婦ということは、仕事上の付き合いなど

ないということです。

ということは、近所の人やママ友と会わなければ

一日中子供と一対一です。

 

これがどれだけきついかというと、

私の場合、結婚した時に住んでいたところは

はじめて住む場所でした。

 

一戸建ての賃貸住宅が数件並んでいるところでしたが、

まわりはお子さんがすでに大きくなっていたり、

仕事をされている方が多く、昼間でも家の外でも

誰にも会いませんでした。

 

旦那は朝から夜遅くまで仕事。

 

旦那としかしゃべる機会はなく、

一日中一度も声を出さない、ということもしばしば。

話し方を忘れるんじゃないか?と思うくらい不安でした。

 

誰も知り合いのいないところに住むっていう不安、

仕事で転勤している人にはわからないと思います。

 

転勤で知らない土地に行っても、

職場には仕事上の付き合いとは言え、

誰かと知り合いになって話すことがあるからです。

 

それがない専業主婦というのは全くの孤独です。

そんな中での育児。

 

想像がつきますか?

 

一日中子供とふたりっきり。

離すこともなく、お腹がすいたり、オムツが濡れたり、

眠かったりで泣くだけの子供。

 

初めての子供で頼れるのは育児本だけ。

 

独り言をいうタイプでない私は

1人目の子育ては無言でおむつを替え、

無言でミルクをあげ、

無言でお風呂にいれてました。

 

一日中ずーっと無言。

 

これってかなりのストレスです。

 

たまには子供をおいてカフェでもいったり、

映画でも見に行ったり、

気分転換をすればいいのでしょうが、

ここでネックなのが「専業主婦」です。

 

たいていの専業主婦の人が「働いていない=稼ぎがない」

ということに引け目を感じているのではないでしょうか?

 

わたしもそのタイプでした。

専業主婦だから無駄な出費はできません。

生活費で一番に削るのは自分のためのお金。

 

最初はお小遣いなんて、自分の分は出せませんでした。

今でこそ、毎月もらってますが、それでも5千円。

2ヶ月に1回の美容院代をだせば、のこりわずか。

 

化粧品も安いものを探すのはもちろん。

でも、あまり粗悪なものだと肌荒れするし、

悩みどころ。

 

そんな状況で自分のためにお金をつかうなんてできません。

どこかに預かってもらうにもお金がかかるとなると、

なかなか利用できないし。

 

むしろ、仕事をしている方が職場の人に

旦那の愚痴でもいって少しすっきりできます。

 

専業主婦には愚痴をいうはけ口さえないんです。

 

 

ワンオペ育児で旦那はどうする?成長はあるのか?

うちの旦那は付き合いの飲み会は一切断らず、

お金がきついとかいいながらもオール飲み会出席。

 

若い時は高熱があっても飲み会にはいってました。

それは仕事熱心なんでしょう。

体がきついのに仕事に行くのは大変だと思います。

 

でもね、こっちも大変なんです。

飲み会に行くときに旦那に送っていくように

要請され、しかも、会社の人たち数人を

迎えにいくというんです。

 

もちろん、チャイルドシートに子供をのせて

私の運転です。

 

送っていくときはミルクも飲んで機嫌もいいときに

出発なので旦那は知りませんが、

毎回、旦那たちを下した後、家に帰るまでは

号泣する娘と二人っきりです。

 

車の運転中で抱っこもできないし、

泣き声を聞くだけでストレスでした。

 

そのことを旦那に言っても全く気にせず、

次の時も飲み会への送り要請です。

 

よく、同僚の人も子連れで送ってくれる奥さんに

申し訳ないとか思わないなーって思ってました。

 

8人乗りの車を自慢したかったかの、

ちょっといい格好したかったのか、

一体旦那はどういうつもりだったのか、

もう聞く気もしませんでした。

 

送っていかない飲み会の時も

事前に連絡くれることなどほぼなく、

夕飯を作っていてもメールで「今日、飲み会」

夕飯を無駄にすることへの詫びなどいっさいなく、

「仕事してる俺ってえらい」の意識のみ。

 

休日になれば、疲れていると一日中ごろごろ。

子供が泣いても「自分には関係ない」って感じ。

 

どうにかオムツを替えてくれても、

オムツをあけてうんちなら私を呼ぶ始末。

 

子供が泣いて一日中抱っこしてて、

ご飯作る時間なかったと言っても、

確かにせめはしません。

 

「子供と遊んであげたと思えばいいじゃん」

と言ってくれました。

 

それは一見優しい旦那さんなのかもしれません。

けど、

どんなに大変でも、赤ちゃんをだっこしたり、おんぶしたり

「私が夕飯を作らなければなりません」

 

決して旦那が代わりに作ってくれることなどなく、

お弁当でもお惣菜でも買ってきてくれるわけでもなく、

帰ってきても夕飯ができるのを「ただ待っている」だけで、

その間子供の相手をしてくれるわけでもない。

 

早く帰ってきても、育児としては「いないのと一緒」だったんです。

いれば、そりゃぁ、「何か手伝って欲しい」と、

期待するじゃないですか?

 

だったら、いない方がマシです。

1人でするしかないと、割り切れるから。

 

そばにいるのに、「何もしてくれない」

これはいっそう旦那への不満が募ります。

 

そんな旦那もこちらが優しい言葉をかければ

変わるんじゃないか?

と思い、平日には「お疲れ様」とか、

休日には「ゆっくりしてていいよ」なんていうと、

真に受けて本当に「何もしない」んです。

 

私に、たまにはゆっくりしてなんてなくて、

自分がご飯がすめば「コーヒーお願いします。」

 

言葉こそ丁寧ですが、

こっちは子供見ながら食事の支度して、

 

子供にご飯食べさせて、

その後私はすっかり冷めたご飯を急いで食べて、

ようやく終わったところなのに。

 

子供が大きくなってからも、

「ご飯は温かいうちに食べんと」

といって、子供たちが食卓に来る前にさっさと一人で食べ始めます。

で、食べるのが早いからみんなが来る頃には食べ終わって、

1人ソファにごろっとする始末。

 

家族で食卓を囲むっていう考えはないみたいです。

もちろん、言ったことはありますよ。

 

みんなで一緒に食べたい。

子供たちがくるまで待てないの?って。

 

一向に記憶にとどまってくれないです。

一番上の子がもう16歳になりましたが、

お父さんになって16年。

 

いまだに自分だけさっさとご飯を食べちゃうし、

休日は自分がみたいテレビを朝から晩まで一日中見て、

子供たちがなにかテレビを見たいか聞いてもくれず、

先日は子供がインフルエンザになっても

子供にいつから熱があったかも聞いてくれず、

ただ仕事中で携帯を見ることのできない私に

「インフルかも。39℃熱あるよ」

ってメッセージ送ってきました。

 

仕事中で見れる訳ないのに。

しかも、仕事も何時におわるかもわからないのに。

 

いつから熱があるか聞いて朝からなら夕方には

病院に検査にいけるのに、

帰ってからそれをいうと、

「熱だから病院っていう発想なかったわ」

「熱だから寝ときーっていったんよ」

って、病院はなんのためにあるんじゃ!!

何年お父さん、やっとんねん!!

 

1人目が喘息で夜中にぜーぜー言って

抱っこしてないと寝れなかった時も

「病院行った方がいいかな?」

っと相談しても、

「大丈夫なんじゃない?」

ってこっちを見向きもせずにゲームしてました。

 

あー、何にも変わってない。

優しくしたって、何にも変わってない。

 

16年たっても、子供が3人になっても

何にも変わってない。

 

昭和のお父さんに育てられた旦那は

ちょっと食洗したら俺って家事してえらい。

洗濯ものを入れただけでたたまずにしわしわになっても、

家事してえらい。

ソファにごろごろして子供がのっかってきたら、

重いぞー、こちょばすぞーと言っただけで、

育児してる気分なんでしょうね。

 

変わらない人はもう、このままかもしれません。

 

今どきのお父さんは参観日も仕事の都合をどうにかつけて

来てくれたり、懇談だって参加したり、

入学式や卒業式も参加したり、

PTAの活動も参加したりしてますが、

そういうお父さんを本当にうらやましく思います。

 

ママチャリに子供をのせてるお父さんなんて

うちの旦那は「恰好わるい」なんて思ってますが、

私や子供からしたら「かっこいい」です。

 

旦那が家にいないからワンオペ育児、

でも、うちは旦那が家にいてもワンオペ育児。

 

私が専業主婦からフルタイムのパート主婦になっても、

家事の分担が変わることもなく、

町内会の仕事も、学校行事の仕事も、

子供それぞれに目を配ることも全部私。

 

こちらの思いを伝えるのはなかなか難しい。

今は子供たちが大きくなったら

1人でのんびり映画でも行って、

カフェでランチでもするっていうのを夢見て

今日もワンオペ育児を頑張っています。

 

あなたの旦那さんが少しでも協力的になってくれれば

いいですよね。

できれば、自分の苦しさも伝えてみましょう。

もしかしたら、変わってくれるかもしれません。

男の人は「言わないと分からない生き物」らしいです。

 

もしも、無理なら一緒に頑張りましょう。

あと少し・・・・のはず。

 

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