出産したあとしばらくは病院とか助産院で過ごした
お母さんも、自宅に帰れば赤ちゃんのことを、
一人でやらなければならないことが多いと思います。
何から始めたらいいのか、もうパニック!
横では赤ちゃんが眠っています。
さあ、次に泣いて起きたら何をしたらいいの?
大丈夫です。
落ち着いて赤ちゃんの状態を見てみましょう。
おなかがすいてきたのかな?
おしっこが出たのかな?
おむつが濡れているのかな?
暑いのかな?
赤ちゃんは、思ったよりも汗かきで、
着るものの調節に微妙に気を使います。
どんな時にお着替えをしたらいいのか悩んでいる
お母さんにお着替えの回数と、
着替えるタイミングと着させるコツをお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね。
赤ちゃんの着替えの回数は1日何回?タイミングは?
決まってはいませんが、大体一日に4~5回ぐらいでしょう。
まず朝起きたときは、寝汗をかいていますので、
おむつ交換とあわせてお着替えをすると、
気分もさっぱりです。
沐浴(お風呂)のあとは、身体が温まっているので
汗が引くのを待ってから、
薄手のインナーを着せてそのあと体温が落ち着いたら
ウエアを着せるのがいいでしょう。
汗が引かないうちに全部着せてしまうと、
インナーが濡れて体が冷えてしまうかもしれません。
うんちやおしっこで汚れた時、
おっぱいやミルクで濡れたときには、
着替えさせましょう。
放っておくとかぶれなどのお肌トラブルの原因となります。
汗をかいた時には、背中に手を入れて
インナーが濡れていたら替え時です。
濡れたままでいると体が冷えてしまいますし、
あせもの原因にもなります。
汗をかきやすい季節には、お着替えの回数も
増やしてあげましょうね。
赤ちゃんの着替えのコツ
お着替えは出来るだけ時間をかけずに済ませたいですよね。
いくら急いでいるからと言って、
赤ちゃんの腕や足を強く引っ張ると、
脱臼してしまうこともあります。
例えば袖口からお母さんの手を入れて
赤ちゃんの手を握って袖口に誘導してあげると、
引っかからずにスムーズに着替えることができます。
首が座っていない赤ちゃんの時は、
首の後ろに手を添えて持ち上げながら衣服を動かせて、
お着替えさせてあげてください。
冬場のお着替えの場合は、
部屋の温度も上げて床には座布団など敷いて
冷たくないようにしてあげてください。
服も肌着と服を二枚重ねて一度に着られるように
広げておくとスムーズに着替えができます。
お風呂上りなど、オムツも一緒に換える時には、
二枚合わせて広げた肌着と服の上にオムツも
広げておいて、体を拭いた赤ちゃんをのせてあげて、
袖口からお母さんの手を入れて、
赤ちゃんの手を取って洋服の袖に入れてあげると
時間をかけずに着せられます。
首が座った赤ちゃんなら、かぶるタイプの服も
時間がかかりません。
特に寝返りができるようになって、
服を着せていてもすぐに寝返りをしてしまうような
赤ちゃんなら、まず頭から服を着せて、
次に袖を通してあげたら、寝返りされても
股のスナップをさっと止められます。
ハイハイを始めるようになったら、
ますますゆっくり服を着せることが難しくなるので、
私は被るタイプの下着や洋服にして、
頭と袖を通したら、寝返りしてハイハイして進みだしても、
股のスナップをさっと止めていました。
とにかく二枚服を着せる時は、
一枚ずつ着せるのではなく、二枚重ねておき、
一度で二枚を着せられるようにしておけば
ハイハイ上手の赤ちゃんでも逃走(?)する前に、
服を着せることができます。
余裕ができたら、暖かい気候の時など
裸の赤ちゃんをマッサージしてあげるのも、
コミュニケーションがとれて
お母さんもリラックスできますよ。
まとめ
着替えを楽にする、マジックテープで留める短肌着や、
ラップアップ肌着といって、
スナップでおむつの部分だけはずせる肌着もあります。
いろんな便利グッズも活用して、
気持ちにゆとりをもって育児を苦痛にせず、
少しでも楽しんでくださいね。