クリスマスが近づくと、
街にはツリーやリースなどが飾られて、
雰囲気が盛り上がってきますよね。
特に本物の葉っぱで作られているクリスマスリースは、
造花などにはない自然の香りを感じることができます。
どのくらいのお値段がするのかなと調べてみると、
お手頃な物でも5,000円は超えてしまいます。
大きな物だと、なんと20,000円越え!
カンタンに買えない代物ですよね。
そこで、手作りのフレッシュリースはいかがでしょうか。
造花にはない、自然の香りを感じることができて、
癒し効果も期待できそうです。
使われている葉っぱは、比較的入手しやすいお店で購入可能です。
意外とご自宅のお庭で育てている樹木が役に立つかもしれません。
飾りの松ぼっくりやどんぐりも、
近くの公園やハイキングで出かける山などに
たくさん落ちていますよね。
こうしたものを使った、天然素材100%のクリスマスリースもステキです。
今回は、クリスマスリースに使われている葉っぱについてご紹介します。
クリスマスリースの緑の葉は何?材料はどこで手に入る?
クリスマスリースの葉っぱは
いろいろなものが使われていますが
主なものは、英語でコニファーといわれる針葉樹です。
冬でも枯れず、育てやすいので、
花屋さんやホームセンターのガーデニングコーナーなど、
手に入りやすいお店で売られています。
ご家庭の庭でこうした樹木を育てている方なら、
木を整えるついでにリースを作るのもステキですね。
剪定して切った物をリースに、
整えた木をクリスマスツリーとして
飾り付けすると楽しめますね。
ここで、クリスマスリースに使える
コニファーの種類の中で、
比較的入手しやすいものをまとめてみます。
木の名前 |
特長 |
ゴールドクレスト |
代表的なコニファー。11~12月にはクリスマス用に多く出回る。 |
モミ |
クリスマスツリーの定番。葉の香りが強め。 |
ヒムロスギ |
葉の密度が濃いので、リース土台としても◎ |
クジャクヒバ |
葉っぱのグラデーションがクジャクのように見える。 |
ブルーアイス |
青みが強い葉の色。ひと味違う雰囲気のリースにおすすめ。 |
フレッシュリースの場合、
土台を別に用意して
そこに葉っぱを差し込んで作る場合もありますが、
葉っぱの密度が濃いものなら、
そのまま土台にもできるようです。
また、モミやヒバを取り扱う場合、
松ヤニが手についてしまうことがあります。
こんなときは、サラダ油をなじませてから手を洗えばキレイになります。
フレッシュリースの日持ちはどれくらい?
日持ちが関係ないフェルトのリースの作り方はこちら
天然の素材を使ったフレッシュリースの場合、
造花などと違って、日持ちが気になりますよね。
おおよそですが、生花を使わなければ
短くても1~3ヵ月くらいは
何もしなくても大丈夫なようです。
フレッシュリースは、
冬でも枯れない針葉樹の葉を使います。
花のように数日で枯れてしまうものではないので、
意外と日持ちします。
また、きれいに保存できれば3年ほどもちます。
クリスマス直前に作っても大丈夫そうですね。
保管するときに、ホコリなどに気を付けて、
乾燥させて保存すれば、
来年も飾れます。
また、時が経つと葉っぱの色が変化してくるのも
フレッシュなクリスマスリースならでは。
時の経過を楽しめるのも、魅力の一つですね。
落ちてしまった葉っぱはこまめに掃除してあげましょう。
また、冬は部屋の中が乾燥しがちなので、
ときどき霧吹きなどで水分をあたえることがオススメです。
クリスマスが終わってしまうときは、袋などに入れて保管しましょう。
この時に、食品などに使われている乾燥材を入れてあげると良いですね。
また、天然のどんぐりや松ぼっくりなどは、外して処分しましょう。
どんぐりは木の実なので、衛生面でも保管はあまりおすすめできません。
それに、来年の秋にまた新しい飾り付けにする楽しみが増えますよ。
しっかり保管しておけば、天然の葉っぱのクリスマスリースは長持ちします。
身近な材料でできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。