最近見かけるストローオーナメント。
北欧では「ヒンメリ」といわれています。
主に麦わらを使って作るオーナメントです。
ここ数年、ストローと糸を使って、
ストローオーナメントを自作する方が増えているそうです。
そういえば、麦わら帽子は英語で
「straw hat(ストローハット)」
と言いますよね！
北欧の雰囲気がクリスマスにもピッタリなストローオーナメント、
ヒンメリの作り方をご紹介します。
今回は基本といわれる正八面体を作ります。
【材料】
・一般的な長さのストロー3本
・糸(約1m分)
・縫い針(細いストローの場合はあると便利)
【作り方】
・ストローを4等分にして、短いストロー12本にする
・ストローを3本、糸に通す
・糸の端を30cmほど残して三角形を作り、固結びする
・糸にストローを2本通して、もう一つ三角形を作り、固結びする
・同様に三角形を4つ作る。ここでストローが1本余ります
・残りの1本を通したら、最初に残していた糸の端と結ぶ
・糸を短く切り、つながっていない頂点を結んだら完成！
ポイントは、
☆曲がらないストローがベター
☆ストローは定規で測って正確に4等分すると仕上がりがキレイ
☆固結びの時に引っ張りすぎると、形がいびつになりがち
以上の3点です。
工程はとても簡単なので、
ひもが結べるお子さんなら
いっしょに作れそうですね。
ストローフラワーの作り方
ストローオーナメントといえば、
ストローフラワーもよく耳にしますよね。
さまざまなストローフラワーがありますが、
今回はストローローズと言われている
バラの花を作っていきます。
用意するのは、
同じ色のストロー6本だけです。
これがどんなふうにストローローズになっていくのでしょうか。
【作り方】
・6本のストローの曲がる部分を切る。1本だけ取っておく
・3本の端を少しだけ斜めに切る
・斜めに切ったストローに切っていないストローを入れ込んで、長いストローを3本作る
・ストローを右から放射状に合わせる
・3本が重なっているところはつぶしたほうが良い
・右のストローから順番に真っ直ぐ折っていく
・短くなったら端を入れ込んでいく
・下の短い3本のうち1本を巻いて入れ込む
・残りの2本をつぶして斜めに切る
・最初に切ったストローの曲がる部分に差し込んで完成！
重ねたストローを折っていくだけの工程なので、
それほど難しくはありません。
ストローを折るときにしっかりつぶしていくのが
最大のポイントです。
何度か練習すると、上手になりますよ。
このストローローズをいくつか作ると、
花束のようになります。
クラフト紙やペーパーナプキンなどがあると
雰囲気が出ますね。
ストロー星の作り方
ストローオーナメントの定番といえば、
星の形ですね。
先ほどご紹介したヒンメリにも
星のモチーフが多くあります。
そんな星形のストローオーナメントの作り方をご紹介します。
【材料】
・ストロー
(5cm×18本、6cm×12本、9cm×12本にカットしておく)
・糸(たこ糸でもOK)
・縫い針(あると便利)
一般的な長さのストローは、
約20cmのものが多いので、
14本くらいのストローを用意しておくと良いでしょう。
【作り方】
・糸に5cmのストローを8本通す。
この時15cmくらい糸の端を残しておく
・ストローを入れた方の3本で三角形を作り、固結びする
・5cmのストローを2本通して三角形を作る作業を繰り返す
・端を結んで土台の完成
・糸は短くなったら結んで足しましょう
☆6cmのストローと9cmのストローを通す
☆星の頂点で結ぶ
☆頂点からストローに糸をくぐらせる
☆6cmのストローを通す
☆さきほどの三角形の頂点と結ぶ
・☆の作業を繰り返して、端まで終わったら結んで完成！
ストロースターキットの初級新タイプならもっと楽々
せっかくストローオーナメントを作るなら、
本物の麦わらで作ってみたい！
そういう方のために、初心者向けの
ストロースターキットが販売されています。
これは、麦わらと縦割りするカッター、
そして、針と糸、詳しい説明書がセットされています。
まずは、この初級向けのキットで、
本場のヒンメリを作ってみましょう！
価格は3,000円台でネットなどから購入できます。
ツリーのオーナメントができたら、リースも手作りでいかがでしょうか。
フェルトや折り紙で作れる簡単なものをこちらで紹介しています。
