ひな祭りの食事の由来 食事に込められた思いとは?

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ひな祭りはひな人形を飾るほかにも

定番の料理がありますよね。

それらにはちゃーんと深い意味があります。

意味を知ると納得のスッキリ!です。

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菱餅の色の意味

菱餅やひなあられの3色は

緑(よもぎ)…健康

赤(桃、紅花)…魔除け

白…清浄

をあらわしていて、

「雪が溶け、緑の草が息づき、桃の花が咲く」

という意味も含んでいるといわれています。

春の訪れを祝う気持ちもあるんですね。

 

また、桃・緑・黄・白の4色の場合は

それぞれ春夏秋冬をあらわしているといわれ、

一年を通じての幸せを祈るという思いも込められています。

 

白酒の由来

今に伝わるひな祭りは

厄払いの儀式と女の子の人形遊びが結びついた

とも言われています。

 

中国では上巳の節句といわれる3月の節句に

川で身を清め、災いや邪気を払う厄払いをしていました。

 

そして、この厄払いで汚れを流すために

白酒を飲んだという説があるんです。

 

白酒はもとは中国の儀式で厄払いと不老長寿を願って

飲んでいた「桃花酒」(桃の花びらを酒につけたもの)

のことを指していましたが、桃花酒は一般的ではなかったために、

白酒が代わりに使われるようになったそという説があります。

 

桃花酒は「桃の香りのするお酒」で、

桃が邪気を払う効果があるのと、

百歳(ももとせ)まで生きるという意味もあったので、

厄払いと長寿の意味がありました。

 

また、別の説では

昔、大蛇をおなかに宿してしまった女性が

3月3日に白酒を飲んだとたん、

体内の大蛇を流産したという言い伝えから、

悪い子が宿らないようにと厄除け、厄払いの意味をこめた

といわれています。

 

ちらし寿司を食べる意味

ちらし寿司は祭りごとの料理として作られるのは

昔からありました。

ちらし寿司の「寿司」には

「寿(ことぶき)を司る(つかさどる)」という意味があり、

縁起がいい、お祝いの席で食べるもの

という意味があります。

 

また、ちらし寿司には色とりどりの具材が入っていて、

それらの意味が大事なんです。

 

・エビ…腰が曲がるまで長生きするように

・れんこん…将来なの見通しがいいように

・豆…健康でマメに働き、マメに生きるように

・しいたけ…げんき・健康を願う

 

おせち料理に入っている具材と同じような意味ですね^^

 

はまぐりのお吸い物に込められた意味

あさりやはまぐりのように二枚の貝殻が合わさっている貝を「二枚貝」と言います。

この二枚貝はお姫様を意味しています。

特に、はまぐりは二枚がついになっている貝殻でないと

ぴったり合いません。

 

それで、一生たった一人の人と連れ添うという、

良縁の願いが込められています。

 

ひな祭りに食べる料理の定番はこちら

⇒ ひな祭りの食事は初節句では何を食べれば両親も喜ぶイベントになる?

 

ひな祭りを子供と一緒に楽しむならこちら

⇒ ひな祭りの食事を子供と一緒に楽しむには?パーティーメニューと飾り付け紹介

 

ひな祭りの白酒と甘酒の違い 子供は甘酒を飲んでいいの?

白酒とは

白酒は焼酎やみりんにもち米や米麹を入れて

熟成させたもろみをつぶして作るお酒です。

アルコール度数10度前後のれっきとしたお酒なので

もちろん、子供は飲めません!

 

甘酒とは

米麹か酒粕を使って作られます。

酒粕で作る甘酒はアルコールが入っているお酒になっているので

子供は飲めません。

 

米麹で作る甘酒はアルコールは1%未満なので

子供も飲めます。

 

でも…

正直、甘酒が苦手な子供もいるんじゃないでしょうか?

もともと桃の花の香りのする「桃花酒」の代わりに

白酒が飲まれるようになったので、

桃の香りがするといえば、桃のジュースの方が

子供には飲みやすくてあっているかもしれません。

 

我が家は子供は甘酒苦手だし、

私も白酒苦手だし…

そんなわけでいつも「桃のジュース」でお祝いしています。

桃のジュースと言っても、

ネクターのような桃感たっぷりのものや、

いろはすのような透明なもの、

炭酸の入ったものなどいろいろあります。

 

いろんな桃のジュースを集めて飲み比べるのも楽しいです^^

 

 

まとめ

ひな祭りの定番といえば、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物、

というご家庭が多いです。

 

それぞれに子供の健やかな成長を願って用意されたものになります。

ひなあられや菱餅、桜餅など、

ひなまつりらしいお菓子を食べるのも思い出になります。

 

食事に込められた思いも一緒にいただくのもいいですよね。

 

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