日本三名園のひとつである水戸の偕楽園(かいらくえん)には、
約100品種3,000本の梅が植えられています。
この庭園は、天保13年(1842年)、
水戸藩第9第藩主である徳川斉昭公(とくがわ なりあきこう)が
民衆と共に楽しむために造園されたそうです。
そして、今年は第123回『水戸の梅まつり』が開催されます。
驚きなのが、入場無料という点です。
一体どうやって経営していらっしゃるのかしら、なんて余計な心配をしつつ
早速、梅まつりの見ごろや、開催期間などを見ていきたいと思います。
梅まつりが開催される偕楽園の例年の見ごろはいつ?
見ごろは2月下旬~3月中旬とされています。
ただ、その年の気候にも左右されますので、
速報サイトの近況動画で確認されると良いかと思います。
【公式(速報)】http://www.kairakuen.u-888.com/index.html
▲こちらで最近の園内の様子を動画として載せているので、
出発前の梅の様子を確認することができます。
園内はとても広いので、混雑で押し合いへし合いということは少なく、
ゆっくりと散策が楽しめそうです。
梅まつりが開催される偕楽園の予想される今年の見ごろはいつ?
まずは、今年の簡単な概要をまとめます。
開催期間 | 平成31年2月16日(土)~3月31日(土) |
開場 | 偕楽園・弘道館 |
開園時間 | AM6:00~PM7:00(2/20~9/30) |
AM7:00~PM6:00(10/1~2/19) | |
定休日 | 年中無休(12/29~12/31は休み) |
入場料金 | 無料 |
※園内にある好文亭(こうぶんてい)は有料 | |
大人 200円 / 小人 100円 | |
住所 | 茨木県水戸市常磐町1-3-3 |
アクセス | JR常磐線 水戸駅から水戸駅北口偕楽園行きバスで約20分 |
駐車場 | 庭園周辺に有料・無料含め8つの駐車場を完備していますが、 |
梅まつり期間中はすべて有料になるそうです(1台500円)。 | |
混雑を避けたいのであれば大工町周辺の駐車場を利用することが | |
公式で推奨されています(徒歩約15分)。 |
上記期間中の日曜日は観梅デーと称し、
茶会や水戸黄門一行との写真撮影、太鼓演奏などが行われる予定です。
トイレは5箇所(いずれも身障者トイレ有)設置されています。
ベンチや屋台もありますので、
疲れたら休憩しながら散策すると良いでしょう。
さて、肝心の見ごろに関してですが、
今年も例年通り、見ごろは2月下旬~3月中旬ですね。
極端に温暖になると開花時期が早まったりするみたいです。
また、3月上旬から中旬にかけて、
偕楽園本園のライトアップが行われる『光の散歩道』では、
日中とは異なる、幻想的に照らし出された梅の木を
ご覧いただくことができます。
それから、飲兵衛の方に朗報です。
この庭園に隣接する常磐神社境内は、梅酒のお祭りも開催されます。
その名も、
『全国梅酒まつりin水戸』
全国150種類以上の梅酒が飲み比べできるとか!
ここが楽園か・・・(筆者は梅酒大好き)。
詳しい情報は割愛しますが、3月に開催されるようです。
2月は『水戸の梅まつり』、そしてお酒好きの方は、
3月の『全国梅酒祭り in 水戸』を春のお出かけ予定に
組み込んでみては如何でしょう。
まとめ
花には詳しくないのですが、
梅の花って種類によって、色や花弁の形も様々なんですよね。
それに、
白難波(しろなにわ)、虎の尾(とらのお)、
烈公梅(れっこうばい)、月影(つきかげ)・・・
これ全部、梅の名前なんですが、すごく字面がお洒落。
昔の方はどんな想いで、この名前をつけたのかなぁ、なんて考えるのも素敵です。
【公式(梅図鑑)】http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/ume_kai.html
▲こちらは公式サイトにある梅図鑑です。
園内にある梅を写真付きで解説してくれています。
ライトアップの期間や、梅酒祭りの期間に
見たい種類の梅の花が開花するようでしたら
ご一緒に楽しんで行ってもらいたいですね。
もちろん、入場無料ですので複数回来るというのも有りだと思います。
さて今回は、水戸の梅まつりについてご紹介いたしました!
今年はぜひ、偕楽園にて、
梅の香りを胸いっぱい吸い込みながらのお散歩を楽しんでみませんか。
【公式】http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen11.html
愛媛の梅まつりも菜の花とのコラボがあったり、
松原百景やお雛様とのコラボもあり見ごたえありますよ