桃の節句のお祝い(初節句)はいつまでに贈るのが相応しいの?

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3月3日は、桃の節句(ひな祭り)として有名ですね。

※地域によっては旧暦の4月3日の場所もあります。

女の子の「健やかな成長と厄除け」を願う意味が込められた行事です。

 

さて、桃の節句(初節句)でお祝いの品として選ばれるものとして一般的なのは

雛人形や、現金または節句飾り以外の品物などですが、

これらはいつまでに贈るものなのかご存知ですか?

 

 

今回は桃の節句(初節句)のお祝いはいつまでに贈るのがマナーなのかを

品物別にまとめていきたいと思います。

 

 

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桃の節句のお祝い(初節句)はいつまでに贈るのか<雛人形の場合>

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のことです。

 

2月生まれの赤ちゃんの場合は、まだ生後1ヶ月で赤ちゃんにも母親にも

負担の大きい時期ですので、翌年の3月にお祝いを行います。

 

 

雛人形(節句飾り)は、母親の実家から贈られるのが正しいとされていますが

現代では、両家の実家で分担して購入することが多くなっており

特に母親の実家という部分にこだわらなくなってきています。

 

 

また、自宅の環境によっては雛人形を飾るスペースが十分になかったり、

自分たちで雛人形を選びたいという方々もいますので

現金や節句飾り以外の品物を贈呈した方が喜ばれることも多いです。

 

 

贈るタイミングですが、節句の2~3週間前から雛人形を飾り始めるところが多いので

3月3日の2~3週間前、もしくは、もう少し早い時期が良いでしょう。

 

 

桃の節句のお祝い(初節句)はいつまでに贈るのか<現金や品物など>

雛人形以外では現金や品物を贈られる方が多いかと思います。

 

現金は、四(死)や九(苦)など縁起の悪い連想を起こす数字は避けるのがマナーです。

現金の代わりの商品券を贈っても大丈夫です。

ただし、贈る方の地域で使える商品券であるか事前に確認しておきましょう。

 

贈る金額の相場は、以下の表をご覧ください。

 

続柄 金額(円)
祖父母 5万~30万
兄弟姉妹 5千~1万
その他親類 5千~1万
名付け親・仲人 5千~1万
友人・知人 3千~5千

 

品物を贈る場合は、子供が使えるものを選びます。

例えば、「おもちゃ」、「衣類」、「服飾雑貨」などですね。

 

 

現金や品物を渡すタイミングは、お祝いの席に呼ばれているようであれば

その際に渡すのが良いですが、そうでなければ

節句飾りと同様、1ヶ月以上前には贈るようにしましょう。

 

 

まとめ

初節句で贈る品物別に、贈るのに適した時期や、

ちょっとした豆知識もご一緒にお伝えしました。

 

以下で内容を復習していきます。

 

まず、雛人形を贈る場合…

 

基本は両家の実家や、ご自身で購入されることが多いので

まずはご相談をされた方が良いかと思います。

渡す場合は1ヶ月以上前を目安にします。

 

 

そして、現金や品物を贈る場合…

お祝いの会に出席する場合には当日に渡します。

出席されない場合は、1ヶ月以上前に渡しましょう。

 

 

また、ちょうど1ヶ月前だからと言って、

お日柄の悪い日には渡してはいけません。

 

具体的には、以下の表とカレンダーを見比べて良い日を選択してください。

 

大安 1日通してOK
友引 正午以外は吉
※午前0時(午後12時)以外
先勝 午前中のみ吉
先負 午後は大吉

 

どうしても日柄の良い日に渡せない!という時には

お日柄の良い日に開けてもらえるよう一言伝えておくと良いでしょう。

 

 

さて、もしも贈るタイミングを逃してしまった場合には

お詫びの言葉を添えて、節句後の1ヶ月以内には贈るようにします。

 

ですが、基本は節句の3月3日という時期に意味がありますので

その日に間に合うように贈るのがマナーとなっています。

 

ちなみにお祝いの品を贈るのは、初めての節句時のみですので

毎年贈らなくても大丈夫ですよ。

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