洗濯物を外に干していると、花粉や虫が
くっついてしまうことはよくあります。
せっかくキレイに洗ったのに、困りますよね。
なんと、蜂が干した衣服に紛れ込んでいることもあります。
私は昔、取り込んだ洗濯物に小さな蜂がついていて、
すごくびっくりしたことがあります。
怖くて直接は取れなかったので窓の隙間から衣服を振って、
なんとか逃がしました。でもそれ以来、外に干した際は、
外でよく確認してから取り込むようにしています。
小さなお子さんがいる家だと、子供が蜂に刺されたりしたら
と思うと怖いですよね。
今回は蜂や虫が洗濯物につくことについてと、
その対策をご紹介します。
しっかり読んで、ぜひ役立ててください。
蜂が嫌いな柔軟剤ってある?どんな香りが蜂はすき?
洗濯物に蜂がくっつくの、怖いですよね。
これはわりと有名な話のようですが、実は柔軟剤が原因なのです。
先にお知らせすると、蜂の嫌いな匂いは、
タバコのにおい、木が焦げた匂いなどです。
このような匂いは蜂対策のためとはいえ、柔軟剤の香りには使えません。洗濯したのにそんな匂いになるのは、人間も嫌ですよね。
柔軟剤の香りといえば、とても良い香りばかりです。
花の香りや、新緑の香りなどもたくさんあります。
それは私達が好きな香りでもありますが、蜂も好む香りなのです。
蜂は花の香りにさそわれて、花の蜜を吸ったり
花粉をつけて飛び回ったりします。
蜂からすれば、洗濯物は花だと思っていると言ってもいいでしょう。
そして蜂は花の香り以外にも、甘い香りが大好きです。
ハチミツも甘いので、なんだか納得ですね。
柔軟剤は花の香り以外でも、全体的に甘い香りがします。
こういった理由から、蜂が洗濯物の周りに寄ってきたりするようです。
キゴシハナアブが洗濯物にいたけど大丈夫?
洗濯物を取り込むと、小さな虫がついている…
もしかして蜂かな、と怖くなるけど、よく見ると少し違う。
それは「キゴシハナアブ」の可能性が高いです。
キゴシハナアブはアブではなく、ハエの仲間だそうです。
かといってハエのようにばい菌を運ぶようなことはありません。
見た目は蜂に似ているけれど、人を刺すこともありません。
花粉を食べて生きている虫なので、
羽休めをしている間に私たちがうっかり取り込んでしまう
ことがよくあるようです。
キゴシハナアブは洗濯物についていても、全く問題はありません。
見た目は怖いですけれど、害はないのです。
来れば外から取り込む前に点検し、見つけたらそっと逃がしてあげましょう。
洗濯物にミツバチのフンらしきものが…蜂が来ない対策とは
洗濯物に、蜂のフンがついていたことはあるでしょうか。
私はまだ見たことはないのですが、
白い衣服についてそのまま乾いてしまうと、
シミ抜きなどをしないと取れないそうです。
先ほど蜂は柔軟剤が好きで洗濯物につく、
ということを書きましたがその延長線上の話で、
そのまま居座りフンまでしてしまう蜂がいるということです。
これもお子さんが触ってしまうと衛生面で良くないので
心配になりますよね。
しかもせっかく洗濯したのに汚れがついてしまうなんて、
とても嫌ですよね。そんなことが起こってしまう前に、
家の周りに蜂が来ない対策をしましょう。
主に効果があるのは、忌避剤、ハッカ油、木酢液です。
忌避剤は、蜂が来そうな場所に前もって
スプレーしておくといいと言われています。
現れたときもスプレーすれば、蜂は私達の周りには、
おそらく近寄ってこれないでしょう。
ハッカ油は、そのまま布にしみこませて
家の周りや洗濯物干しに薄く塗ったり、
水で薄めてスプレーにしたものを家の周りに定期的にまきましょう。
人間にはスッキリした良い香りに感じられるので、
空気もリフレッシュ出来て良いと思います。
最後に、木酢液を混ぜるという対策もあります。
木酢液というのは少し焦げた匂いのする液体です。
ホームセンターやネット販売で濃縮液が売っているので、
水で薄めて、洗濯物の近くに置いておきましょう。
そうすれば少しは蜂を遠ざけられます。
面倒だからいっそ、部屋干しにしちゃえ!っていうのも
アリです。うちはフルタイムで働いてして、
洗濯物を取り込むのが遅くなるので、平日は毎日部屋干しです。
部屋干しにもちょっとしたコツがあるので、
こちらの記事を参考にしてください。
洗濯物を部屋干しした時の臭い対策 原因と臭くならない方法ズバリ
洗濯物を部屋干しするときのアイデア 乾かし方と便利グッズ情報
まとめ
洗濯物についてくる蜂やキゴシハナアブについてのお話でした。
繰り返しになりますが、木酢液やハッカ油で対策をして、
蜂にとっても人間にとっても、害がない方法で近寄らせないようにしましょう。
そうすれば洗濯物も安心して干せます。ぜひやってみてくださいね。