マスクの洗い方を簡単に ポリウレタン・使い捨て・ピッタリッち・ガーゼ

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深刻なマスク不足が続いているなか、

外出時には必要不可欠となったマスクを

どう使っていますか?

 

使い捨ての不織布のマスクが一般的でしたが、

入手が困難になっている今、

使い捨てのマスクを洗って再利用したり、

洗って再利用ができる布製やポリウレタンの

マスクを使うことが増えていることと思います。

 

今や貴重になったマスクを無駄にすることなく、

再利用するにはどうやって洗ったらいいいのか?

 

マスクの洗い方をご紹介していきます。

 

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マスクの洗い方 ポリウレタンの場合

ポリウレタンのマスクは、洗っても縮まず

形崩れしにくく、乾くの早いので

繰り返し洗って使うのに、おすすめの素材です。

 

伸縮性があり、柔らかく肌に優しい素材で、

顔とマスクの間に隙間ができにくく、

どんな顔の形にもフィットするので、人気がでています。

 

そんなポリウレタン素材のマスクは、

繰り返し洗って使うことができますが、

何回洗えるかや、洗った後のフィルターの性能は

製品によって違いがあるので

購入するときに確認しておきましょう。

 

マスクは使用後、毎日洗うのが基本です。

製品を傷めないようにするには、洗濯機よりも、

手洗いのほうが良いですが、

洗濯ネットに入れれば洗濯機でも大丈夫です。

今はコロナウィルスが心配ですので、

マスクだけ別にして手洗いするやり方が安心でしょう。

 

洗剤は、酸性やアルカリ性でなく、中性洗剤が良いです。

洗剤で洗ったら、よくすすいで陰干しします。

 

マスクの洗い方 使い捨てマスクの場合

不織布で作られている使い捨てマスクは、

高いフィルター機能をもつものが多く、

コストも安いので、1日1枚使い捨て、

いつも清潔なものが使えるところがいいですよね。

 

しかし、マスク不足が続き、入手困難なことから

使い捨てマスクを洗って使わなければならなくなってきています。

 

使い捨てマスクは、洗って繰り返し使えるように

作られていないので、一度洗ってしまうと、

フィルター機能は保証できませんが、マスクをつけないよりは

飛沫や、ウィルスを防ぐことができます。

 

使い捨てマスクを洗うときは中性洗剤を使って

もみ洗いではなく、押し洗いをしましょう。

 

漂白剤や柔軟剤、乾燥機は形崩れしてしまうので、

使わないほうがいいですが、

コロナウィルスが心配な場合は

塩素系漂白剤でも洗っておきましょう。

洗ったら、しっかりとすすいで、

形を整えて陰干しします。

 

マスクの洗い方 ピッタリッちの洗い方

ピッタリッちは、ウィルスなどを99%カットする

特殊フィルターを装備していて

微粒子を防ぐ構造になっています。

 

使い捨てタイプと、再利用できるタイプがあり、

再利用できるタイプは約100回洗って使えます。

 

特殊フィルターは1枚につき10回程度使え、

取り外しができるので洗った後もウィルスなどを

防ぐ効果があり、人気になっています。

 

再利用できるピッタリッちを洗うときは、

フィルターを外してから洗います。

 

中性洗剤で手洗いするのがおすすめですが、

洗濯ネットに入れれば洗濯機でも洗えます。

 

乾燥機は使えません。

陰干しをしましょう。

 

ダブルガーゼマスクの洗い方

繰り返し洗って使えるガーゼのマスクは、

使い捨てマスクの入手が困難になってから

手作りしている人も多いですよね。

 

ガーゼ素材のマスクは洗って繰り返し使えるだけでなく、

保湿性が高いのでのどの乾燥を防ぐのにおすすめです。

 

ガーゼはメッシュ構造になっているので、

強い力がかかると生地がほつれてしまいます。

洗濯機で洗ってもいいですが、

長く使いたいなら手洗いがオススメです。

 

まずは洗濯洗剤で洗い、皮脂などの汚れを落とします。

ウィルスが心配な場合は、

さらに塩素系漂白剤を使って洗いましょう。

 

塩素系漂白剤で洗うと、色ものや、柄ものは色落ちしたり、

変色する可能性があるので承知の上で利用してください。

 

手洗いするときは、洗面器などに水を溜め、

洗剤を溶かした所にマスクを入れて

押し洗いをしましょう。

 

ごしごしと、もみ洗いをすると生地が傷んでしまいます。

洗ったら、よくすすいで洗剤を洗い流します。

 

ガーゼは厚みがあり、乾きにくいです。

乾くまで時間がかかると、雑菌が繁殖してしまい

臭くなってしまうことがあります。

 

洗ったら、タオルで挟んで水分をしっかりとり、

シワをのばしてから干すようにしましょう。

 

マスクの洗い方 酸素系を使うとき

マスクを洗ってから、より除菌したいときには

漂白剤を使うとよいですが

漂白剤には、塩素系と酸素系があります。

 

塩素系漂白剤は、

強力な漂白力と殺菌効果

がありますが、繰り返し洗って使う場合は

生地の傷みや、色落ちが心配です。

 

また、マスクは直接肌に触れるものなので

肌荒れも心配ですよね。

 

酸素系の漂白剤は、塩素系に比べると

殺菌効果は減りますが、

洗濯洗剤だけで洗うよりも、漂白、除菌、

消臭効果があるので、洗剤だけで洗うよりも

ウィルスの心配がなく、清潔に使うことができます。

 

酸素系漂白剤には、「粉末タイプ」と

「液体タイプ」があるのですが、

粉末タイプは液体タイプよりも、漂白力が高く、

弱アルカリ性なので油汚れや、

カビ落としにも効果があります。

 

洗濯以外にもお風呂掃除や、食器洗いにも利用でき、

除菌できるので、マスクを洗う以外にも活用できます。

 

万が一、家族がコロナウィルスに感染し、

自宅待機になってしまったとき、食器やお風呂、

トイレ掃除にも利用できるでしょう。

 

液体タイプは、衣類の洗濯用となります。

粉末タイプより漂白力は弱いですが、

生地を傷めることなく、色落ちもしません。

 

柄ものや、色もののマスクにはおすすめの漂白剤です。

 

酸素系の漂白剤を使うときは、

まずマスクを中性洗剤で洗ってから、

水に漂白剤をとかして、10分くらいつけます。

しっかりとすすいで、水気をきって、干しましょう。

 

マスクの洗い方 柔軟剤の使い方

マスクは、肌に直接触れるものなので、

ガーゼや布製のマスクを洗うときに、

柔軟剤を使って、マスクの肌触りを

よくしたいと考えるかもしれません。

 

たしかに、柔軟剤を使うと肌触りはよくなりますが、

マスクは顔につけるものなので

あまり柔軟剤は使わないほうがよいと言われています。

 

柔軟剤は香りが強いものが多いですが、

マスクの場合、香りが強すぎて、

長時間つけていられなくなってしまう可能性があるのです。

 

どうしても柔軟剤を使いたい場合は、

無香料のものを選ぶようにしましょう。

マスクを洗った後に、柔軟剤を入れて洗いますが、

柔軟剤を入れすぎないようにし、

しっかりとすすぐことが大切になります。

 

マスクの洗い方 重曹を使う方法

重曹は天然素材なので、環境に優しく、

肌にも、素材にも優しいですが、

 

消臭効果や、殺菌効果も期待できます。

 

 

またアルカリ性なので、油汚れを落とす力があり、

皮脂汚れも落としてくれます。

 

洗濯洗剤だけで洗濯するよりも、

洗浄力、消臭力、漂白剤がアップするので

洗濯洗剤と一緒に使っていきましょう。

 

マスクを洗うときは、

中性洗剤の半分を重曹にし、水に溶かします。

 

重曹は水に溶けにくいので、

30℃~40℃のぬるま湯を使いましょう。

 

石鹸水の中にマスクを入れて、

押し洗いをし、しっかりとすすいで、干します。

 

重曹の量が多いと溶け残ってしまうので、

入れすぎに気をつけてください。

 

マスクの洗い方 ハイターを使うときと洗い方

ハイターとは「塩素系漂白剤」です。

使うと、

生地の傷みや色落ちの心配がありますが、

殺菌効果が高いので

コロナウィルスが心配な時には使いたいですよね。

 

身近にコロナウィルスの感染がある時や、

家族が感染してしまったときなど、

しっかりと除菌したいときに「ハイター」を使いましょう。

 

「ハイター」にはキッチン用や衣料用と種類があるので、

衣料用のハイターを選びます。

 

まず、洗濯洗剤を溶かしたもので、

マスクを押し洗いします。

 

次に水1リットルに衣料用ハイター15ミリリットルを混ぜ、

洗ったマスクを入れ10分くらいつけおきします。

しっかりとすすいで、水気をきって、干しましょう。

 

ハイターは、漂白力が高いので

必ず手袋を付けて作業をしてください。

 

また、つけておくときはフタをしたり、

人気のない場所に置いたり、換気をするように

して気をつけましょう。

 

ハイターを使って洗いたいときは、

コロナウィルスがマスクの表面についている

可能性が高いだと思います。

 

洗っているときに、他のものにウィルスが付着しないように、

マスクは1枚1枚、別々に洗うようにしましょう。

 

マスクの洗い方 中性洗剤を使う方法

マスクの洗い方を調べてみると、

「中性洗剤」で洗うことをすすめられていることが

多いです。

 

「中性洗剤」とは、酸性でも、アルカリ性でもなく、中性のものですが、

中性は洗浄力が強くないので、肌に優しく、マスクも傷みにくいです。

 

マスクは顔につけるので、できるだけ刺激の少ない洗剤がいいことから

中性洗剤がすすめられています。

 

中性洗剤か確認するには、商品パッケージの液性の表示を見てください。

食器用やおしゃれ着用の中性洗剤でも大丈夫です。

 

マスクを洗うときは、洗剤を入れた水のなかで「押し洗い」をします。

ごしごしと揉むように洗うのではなく、

上からぎゅっぎゅっと押すように洗いましょう。

 

洗い終わったら、新しく水をため、水の中でしっかりとすすぎます。

軽く押すように水気をきったら、タオルで挟んで、

しっかりと水気をとり、形を整えて干しましょう。

 

マスクの洗い方 ZIPの方法

 

朝の情報番組「ZIP」でも、マスクの洗い方などが

紹介され話題となりました。

まずは洗い方をご紹介します。

 

⚪衣料用洗剤を溶かした水にマスクを10分浸します。

⚪水ですすぎます。

⚪塩素系漂白剤を溶かした水に10分浸します。

⚪よくすすいでから水気をきり、

タオルで挟んでしっかりと水気をとります。

⚪形を整えて、陰干しをします。

 

まず、衣料用洗剤で汚れを落としてから、

塩素系漂白剤でウィルスを取り除く方法です。

 

マスクを洗剤液に浸しておくだけと、

簡単な方法が話題となりました。

 

また役立ちグッズも紹介されました。

 

「マスク用とりかえシート」です。

洗うことが推奨されていない、

不織布などの使い捨てマスクの内側にシートをおき、

マスクを着け、シートを取り替えることで、

マスクが清潔に使えるグッズです。

 

現在は入手困難な場合もありますが、

マスク不足に役立つアイテムですね。

 

マスクの洗い方 花王の方法

花王の公式ホームページでは、「暮らしに役立つ情報」として、

衛生科学情報」の特設サイトがあります。

 

新型コロナウィルス対策として、家の中でできる対策や、

外出先でできる対策、外出先から帰ってきたときの対策

などを見ることができます。

 

その中でマスクの洗い方も紹介されていました。

マスクは布マスクを対象としています。

 

⚪衣料用洗剤を溶かした水に10分浸した後、

水道水でためすすぎをし、水気をきります。

・もみ洗いではなく、押し洗いをしましょう。

・マスクを浸した洗剤水と、すすぎの水には

ウィルスが含まれている可能性があるので

水が飛び跳ねないように気をつけましょう。

できれば、フタ付きの容器で処理するのがおすすめです。

 

⚪塩素系漂白剤を水1リットルあたり、

15ミリリットル溶かし、10分浸します。

⚪しっかりとすすいで、タオルで挟んで水分をとり、

形をととのえて干します。

 

マスクを洗うときは、他の人のマスクと一緒にせず、

できるだけ1枚ずつ洗います。

また、マスクを洗った後の手洗いをしっかりと行いましょう。

 

花王のホームページでは、マスクの洗い方以外にも

役立つ情報があり参考になりますよ。

 

マスクの洗い方 厚労省のおすすめ方法

厚労省のホームページでは

マスクの洗い方の動画を見ることができます。

 

各世帯に2枚ずつ配布される

布マスクは繰り返し洗って使えると

おすすめしているからか、

詳しくマスクの洗い方が紹介されていました。

 

⚪衣料用洗剤を水に溶かしマスクを入れ

10分浸してから、押し洗いをします。

水2リットルに0.7gの洗剤が目安の量です。

⚪洗剤水を流し、新しく水をため、

しっかりとすすいで、水気をきります。

⚪塩素系漂白剤を水1リットルに 15ml入れ、

マスクを10分浸します。

10分たったら水を流し、

たっぷりの水道水で2回すすぎます。

漂白剤を使うときは手袋をして作業しましょう。

⚪水気をきって、タオルではさみ、

叩いてしっかりと水気をとります。

⚪形を整えて陰干しします。

1日1回洗うこと、汚れたら

その都度洗うことがすすめられています。

 

マスクは繰り返し洗い、形がくずれるまで使えるそうです。

手洗いではなく、洗濯機で洗う場合は、

マスクの大きさに近い小さな洗濯ネットにいれて

洗いましょう。

 

柔軟剤の使用や、乾燥機は使わないでください。

 

このように、厚労省の洗い方は動画で分かりやすく、

細かいことまで説明されていました。

まとめ

 

マスクの素材によった洗い方、使う洗剤、漂白剤になど、

マスクの洗い方について、様々な方法をご紹介してきました。

 

マスクをつけることは、自分自身を守るだけでなく、

周りの人を守ることになります。

まだまだ、手に入るのが難しい現状が続いています。

 

マスクを洗って繰り返し使い、乗りきっていきましょう。

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