久しぶりにハチミツを塗ってパンを食べようと思って、
ハチミツを取り出したら固まっていた!
ということがよくありますね^^
ハチミツが真っ白になって、
カチカチになっているときもあります。
口の広いビンにはいっている場合は
スプーンですくうことができますが、
プラスチック容器に入っていて、口が細い場合は、
ハチミツを取り出すことができませんね…(>_<)
ハチミツが固まってしまう原因は何なのでしょうか?
固まったハチミツを戻すにはどうしたらいいのでしょうか?
はちみつが固まる原因は何?ハチミツの種類?成分?
ハチミツが入っている容器の底に
ツブツブの塊が出てきたら、
結晶化してきているサインです。
ハチミツが固まる原因は温度にあります。
15度前後になると結晶化してしまうのです。
温度が低いと固まってしまうので、
冷蔵庫で保存すると白く結晶化するんですね(^^;)
あと、空調で室内の温度に激しく差が出ると、
ハチミツが結晶化しやすいんですよ。
なので、ハチミツを結晶化させたくなかったら、
クーラーや暖房が当たらない場所に
常温で保存する方がいいですね(^^)
ハチミツには、
果糖が使われているものと、
ブドウ糖が使われているものがあります。
ブドウ糖が多いハチミツが結晶化しやすいです。
ハチミツの中に含まれている花粉が核となり、
ブドウ糖が結晶化してしまうのです。
ブドウ糖が多く含まれるハチミツは、
ナタネ、ウド、ヒマワリのハチミツです。
果糖が多く、固まりにくいのは、
アカシヤ、リンゴ、レンゲ、ラズベリーのハチミツです。
クローバー、トチ、ミカン、マヌカハニーは、
ちょうど中間という感じです^^
固まるハチミツが好きじゃないなら、
ハチミツの種類を選ぶといいですね。
それから、振動もハチミツを結晶化させる原因となるんです。
固まらせたくなかったら、
容器を振り過ぎないように気をつけましょう~
ハチミツが固まる時の戻し方 プラスチック容器でも戻せます
固まったハチミツの戻し方ですが、
「湯銭(ゆせん)」が一番ポピュラーなやり方です(^o^)
熱を加えれば、
固まったハチミツはまたサラサラに戻ります♪
ただし、高温で熱すると
ハチミツの栄養が壊れるので、
低温でゆっくりと溶かしていきます。
湯銭で溶かす場合は、鍋を使います。
でも、プラスチック容器に入ったハチミツの場合は、
直接鍋に入れて熱しないでください!
プラスチック容器が溶けてしまったり、
変形したりします(>_<)
プラスチック容器に入ったハチミツを戻す方法は、
(1)鍋など大きめの入れ物に
50度くらいのお湯を入れる。
(2)プラスチック容器ごとお湯の中に入れて、
ゆっくりとハチミツを溶かす。
これだけです(^^)/
ただし、この方法だと時間が経つとお湯が冷めてしまうので、
容器の中にたくさんハチミツが残っているなら、
全部溶かすことができないかもしれません。
ハチミツがたくさん入っている場合は、
鍋を火にかけて、
お湯が冷めないようにしながら溶かしていきます。
鍋を火にかける場合は、
鍋底が熱くなるので要注意です!
プラスチック容器が底に当たると溶けてしまいます(>_<)
なので、鍋の底に耐熱性の小皿などを入れて、
プラスチック容器が底に直接当たらないようにしましょう。
鍋を火にかける場合も、
温度は50度以下に保ってください。
低温でゆっくりと溶かしていきます♪
急いで溶かそうと高温にすると、
容器が溶けるだけでなく、
ハチミツの栄養がそこなわれて風味も悪くなってしまいますよ!
ゆっくり、じっくり溶かしてくださいね(^-^)
他に、カイロを使うという手もありますよ。
やり方は、
(1)プラスチック容器をタオルで巻きます。
(2)カイロを貼ったタオルを別に用意します。
(1)を(2)で巻いて、放置します。
時々容器を転がした方がいいです。
かんたんでしょう~(^-^)?
ただしカイロを使う方法は、
ハチミツの量によっては12時間以上かかる場合もあります。
長く時間がかかりますが、
放置して置くことができるので楽ですね♪
まとめ
ハチミツは結晶化しても何の問題もありませんので、
安心してください(^-^)
白くなっても、ハチミツが悪くなったわけではありません。
私は、実は、結晶化したハチミツの方が好きです(^^)
ザラザラっとしている部分の食感が好きなんです(笑)
でも、固まっちゃうとパンに塗りにくいですよね(^^;)