ネギは洗うと水分でビシャビシャになってしまうので、
洗わないと言う声も聞きますが、
はたして洗わなくてもいいのでしょうか?
見た目は綺麗ですが、実際のところは?
ネギをおいしく食べるための保存方法も合わせてご紹介です。
ネギは生で食べれる?その時洗う?洗わない?
青ネギは主に薬味として使われることが多いので、
生で食べるのが当然ですが、
白ネギの場合はどうでしょうか。
ちなみに青ネギは切る前に洗って水けを切っておくといいです。
白ネギはすき焼きや煮物に入れて火を通して食べる
イメージが強いですね。
ネギには「アリシン」という辛み成分が入っています。
このアリシンは火を通すことによって
甘味成分に変化するという特徴を持っているため、
煮ることで白ネギ特有の辛みが変化して
トロリと甘い味になるのです。
他にアリシンを持っている野菜として
最も有名なのが「ニンニク」です。
香りの強い野菜に含まれていることがわかりますね。
このアリシンは強い抗菌作用を持っています。
風邪などにかかりにくく、
疲労回復などの役目をもっている栄養素です。
ニンニクをとりあげると生で食べるのはどうか
と思ってしまいますが、
アリシンはたまねぎにも含まれています。
たまねぎは生で食べても平気ですよね。
逆にその辛みを活かして料理することが多いです。
サラダにしたり酢の物にしたり、
カツオのたたきといっしょに食べたり。
白ネギもそれと同じ感覚でその辛みを活かし、
生で食べるとおいしい料理になります。
たまねぎを生で食べる場合、スライスして水にさらしますね。
白ネギも同じですがこまかく切って水にさらすと
バラバラになってしまうので、
フキンなどに包んで流水でサッともみ洗いする方法が
おすすめです。
しかし水にさらさなくても特に問題ないので、
そのまま食べてる人は多いですよ。
ネギを洗うか洗わないかということについては、
洗った方がいいのが当然だと思います。
ネギは土や汚れがついている確率が高いですね。
葉だけ見ると綺麗ですが、
根の部分には土が残っている場合が多いです。
虫などついていることも。
水でビシャビシャになってしまうので、
キッチンペーパーやフキンで軽く水分を取るといいですね。
ねぎの保存方法で長持ちさせるには
ネギは強い野菜なので常温でも持ちます。
湿らせた新聞紙にくるんでビニール袋にいれて、
冷暗所におけば一週間くらいはもちます。
真夏だとキツイかもしれませんが。
冷蔵庫で保存する場合、同じように湿った新聞紙でくるんで、
ラップやビニールに入れて保存します。
その時根っこの部分を下にした状態にすれば長持ちします。
こちらも一週間くらい保存できます。
しかし、やはり一番長持ちするのは冷凍保存ですね。
一カ月くらいもちます。
しかも常温や冷蔵保存が日々劣化していくのに比べて、
冷凍すると新鮮なまま保存することができるのです。
栄養価も落ちませんね。
保存方法は、洗ってから細かく切って容器にいれるだけ。
白ネギは細かく切ってもいいですし、
料理に使う状態の大きさに切って保存するのがいいと思います。
洗ってから冷凍するとどうしても水気が残って
くっついてしまいます。
料理に使う場合は冷凍状態のまま使うので、
最初から使う大きさに切っておくと
そのまま鍋に放り込むことができて便利です。
冷凍するまえに、くっつかないように
できるだけ水気を切っておくことが望ましいのですが、
面倒という人は冷凍してカチカチになる直前に
いったん取り出し容器ごと振っておくと
バラバラ状態で凍らせることが可能になりますよ。
まとめ
白ネギを生で薬味のようにして食べる場合、
暖かい料理に使うと辛みが軽減されて
おいしいような気がします。
麻婆豆腐にバラバラとかけてみたり、
揚げ出し豆腐の上に白髪ねぎを添えたり、
意外とどんな料理のアクセントにもなっておいしいものです。