おいしい魚料理を家でも食べたい!
でも、魚を捌くのが苦手…。
そんなあなたでも大丈夫。
切り身を使えば、簡単においしい魚料理が
できちゃいます!
私は鮭や鯖などの切り身を買ってきて、塩焼きで
食べることが多いのですが、塩焼き以外にもおいしい
料理がたくさんありますよね。
今回は、魚の切り身の下処理の方法と、
簡単でおいしいレシピをご紹介します!
まずはここから!魚の切り身の下処理
苦手な方も多い、魚の生臭さを取る方法です。
何を作るかによって、下処理も変わってきます。
①塩をふる
塩焼き・洋風料理・中華料理などの下ごしらえに。
調理20〜30分前に塩をふります。
すると、魚の身から余分な水分といっしょに臭みも
出ます。
出た水分はキッチンペーパーでしっかり拭き取りましょう。
ですが新鮮なものだったり、長く置きすぎたりすると、
魚の旨みまで出てしまいます。
また、水分が減りすぎると身のふっくら感がなくなり
パサパサになってしまうのでご注意を。
②霜降り
煮魚などの煮る料理の下ごしらえに。
霜降りとは、魚の身を熱湯にくぐらせたり、熱湯を
かけることで臭みの元のぬめりや血を除く下処理の
ことです。
熱湯といってもグツグツ沸いたものだと魚の皮が
破れてしまう原因になるので、80℃ぐらいが最適です。
沸騰したお湯に水を差して調節しましょう。
そこにお酢を大さじ1杯入れます。
お湯をかけるなら切り身をざるの上に置いて。
お湯にくぐらせるなら切り身を穴じゃくしに乗せて。
③酒をふる
酒には臭みを抑える効果と、旨みや香りを引き出して
くれる効果があります。
煮魚や蒸し料理に酒を煮汁に加えると、臭みを抑え
身をふっくらさせてくれます。
どの方法を使うにしても、
キッチンペーパーで水分を
拭き取ることを忘れずに!
初めてでもできる!簡単で美味しいレシピ
☆ブリの照り焼き
材料(2人分)
・ブリの切り身 2切れ
・醤油 大さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ1
作り方
①ブリの切り身は下処理をしておく。
②調味料を混ぜ合わせておく。
③ブリの両面に片栗粉を薄くまぶす。
④別の鍋にお湯を沸かしておく。
⑤油をひいたフライパンにブリを皮目から入れ、
両面に焼き色がつくまで焼く。
⑥フライパンに④の熱湯をそそぎ、ブリを取り出し
お湯を捨てる。
⑦フライパンに②のタレを入れ、軽く沸騰させる。
⑧ブリを戻し、煮詰めたら完成。
☆鮭のホイル焼き
材料(2人分)
・鮭の切り身 2切れ
・エリンギ 1株
・えのき 1/8袋くらい
・とろけるチーズ 適量
・オリーブ油またはバター 適量
・塩コショウ 少々
・玉ねぎ 1/10個(お好みで)
作り方
①鮭は下処理をして、水分を切っておく。
②玉ねぎを薄切りにする。
③エリンギ、えのきを食べやすい大きさに切る。
④アルミホイルを広げ、玉ねぎを置きオリーブ油
を少々かけ、鮭を置き塩コショウを振る。
(バターなら3gくらいを鮭の上に置く)
⑤④の上に③のキノコを置き、チーズを
たっぷりのせる。
⑥ホイルの端をぎゅっとしぼり、オーブンで焼く。
180℃、余熱ありで15〜20分くらい。
☆鯖の味噌煮
材料(4人分)
・鯖の切り身 4切れ
- 酒 40cc
- みりん・砂糖・合わせ味噌 各大さじ3
- 醤油 大さじ1
- 水 100cc
・生姜 1片
・長ネギ 1本
作り方
①●マークを合わせておく。
②長ネギを5㎝ずつにカットする。
白い部分は縦半分に切り、千切りに。
青と黄色の部分は後でフライパンへ。
③②の千切りにした白い部分を水に浸し、
白髪ネギに。水を切って、水分を拭き取っておく。
④フライパンに①の調味料と輪切りにした生姜、
長ネギの青と黄色の部分を入れ、火にかける。
⑤皮に切れ目を入れた鯖を霜降りし、皮を上にして
沸騰した④に入れる。
⑥煮汁を鯖にかけながら煮たあと、アルミホイル
などで落とし蓋をして中火で15分ほど煮詰める。
⑦煮汁が半分くらいになったら落とし蓋を外し、
トロっとするまで煮詰めたら完成。
⑧③の白髪ネギをのせて盛り付ける。
さいごに
魚料理って敷居が高そうに思ってしまいがちですが、
下処理も調理も意外と簡単に出来るんです。
ぜひ一度、作ってみてくださいね!