封筒の書き方のマナーを知ってますか(^o^)?
例えば、封筒を出す時、
裏は差出人の名前だけでもいいのでしょうか?
普段気にすることのない、封筒の裏側ですが、
封筒は、表も裏も、受け取った時に
一番最初に確認されるところです。
封筒の書き方のマナーを知らず、
適当に書いてしまうと、
相手の気を悪くしてしまうかもしれません(-_-;)
特に、目上の方へ郵便物を送る時や、
ビジネスシーンでは注意したいですね。
今回は、封筒の裏を書く時の
手紙のマナーをご説明します(^^)/
封筒の裏には名前だけでもマナー違反ではない?
封筒の裏の、差出人の欄には、
郵便番号、住所、氏名をはっきりと書きましょう。
名前だけしか書かないのは手紙のマナー違反です!
受取人が家族や親しい相手ではない場合、
名前だけしか書かれていない封筒は、
不審な物だと誤解されるおそれもあります。
封筒で郵便を出すとき自分の住所を書かないと届かない?
封筒の裏に、自分の名前だけ書いて出しても、
表の住所と氏名が正確なら届くだろう、
だから裏の差出人の住所は書く必要がないと
思う人がいます。
確かに、宛先が正しく書かれていれば、
間違いなくその住所に届けられるでしょう。
しかし、知らないうちに
送付先の人が引っ越していることもあり得ます。
その場合、普通は、
あて先不明の郵便物は差出人の元へ戻されます。
そして、戻ってきた郵便物を見て、
間違いがあったことに気づくのです。
そんな事態が起こった時に、
差出人の名前が書かれていなければ、
手紙は戻ってきません。
封筒の裏に名前と住所を書くのは手紙のマナーなので、
自分の住所もちゃんと書きましょう^^
封筒の裏に〆を書く、書かない?
封筒の封じ目をのりで止めたあと、
封緘(ふうかん)をします。
封緘は、受取人以外の人が封を開けた場合に
わかるようにつける印です。
つまり
「第三者が封筒を開けていない証明」となります。
封緘をする方法は、
・封字を書く
・封緘印を押す
・封緘シールを貼る
・封蝋をする
の、4つの方法があります。
「〆」は「しめ」と読みます。
これは封字です。
「乄」のように
2つの線を繋げずに書いても構いません。
封筒の封じ目に手書きで書きます。
目上の方への封書でも、履歴書の送付でも、
どんな場合でも使えますよ(^o^)
封筒の裏にある緘印の読み方と意味とは
「緘印」は「かんいん」と読みます。
封筒の裏の、封じ目のところに「緘」という印を押し、
受取人以外が封を開けることを禁じる、
という意味で押されます。
「〆」よりも丁寧で、ビジネスでよく使われます^^
封緘は、上記に紹介した封字と緘印以外に、
「緘」というデザインのシールや、
蝋を使って封筒に封をする封蝋もあります。
封筒裏に住所を書くなら郵便番号の書き方は?日付は必要?
郵便番号は、漢数字では書けませんね。
算用数字を使って横書きにします^^
和封筒で縦書きの場合、
郵便番号の最後の数字(横書きで右端の数字)が、
下に書く住所の最初の文字の真上にくるように
書きます。
洋封筒で横書きの場合は、
郵便番号の最初の数字(横書きで左端の数字)の真下から
住所を書き始めます。
それから日付の記入ですが、
封筒の裏に、封かん日(封をした日付)を書いた方が
丁寧です。
目上の方への封書やビジネスレターの場合は、
日付を書いた方が良いでしょう(^-^)
受け取る側は郵便局留めで受取人の住所書かないでも受け取れる
「郵便局留め」で郵便物を送る場合は、
受取人が指定した郵便局の窓口に
郵便物を取りに行くことになるので、
受取人の住所は書かなくても問題ありません(^-^)
「郵便局留め」を利用する場合は、
受け取りに利用する郵便局の
・郵便番号
・住所
・郵便局名
・受取人の氏名
を書きます。
郵便局名に続けて「局留め」と
はっきり書きましょう!
氏名は本名を書かなければなりません。
郵便局留めを利用して、
郵便局で受け取る場合は、
運転免許証などの身分証明書と
印鑑が必要です(^-^)
まとめ
封筒の裏の書き方は、意外と知られていません。
上記を見れば、「緘印」や「〆」、
裏の住所や日付など、
そのひとつひとつが大事なマナーだと
わかりますね^^
書き方のマナーも大事ですが、
文字を間違わないようにするのもマナーです。
宛先の住所はもちろん、
お名前、会社名・団体名、肩書などは特に間違えないよう、
書いた後もよく確認することが必要です。
封筒は急いで適当に書かず、
ゆっくりと丁寧に書くようにしましょう(^-^)
丁寧に書かれた封筒を出せば、
受取人が気持ちよく受け取れるし、
送り主のイメージアップに繋がりますよ♪