冬に咲く花として有名な、クリスマスローズ。
名前だけ聞くと、12月のクリスマスの時期に咲くのかな、
と思いますよね。
実は咲く時期はもう少し後で、本州で2~4月、
東北や北海道では4~5月に咲く花なのです。
クリスマスローズは、白くて全体的にまるい雰囲気の花で、
冬を感じさせる可愛いお花です。
私はお店で売られているのを見たことがあるのですが、
園芸に詳しい友人によると、
一度クリスマスローズの株を買って植え替えをしていくと、
長持ちするとのことです。
今回は、クリスマスローズの植え替えについて調べてみました。
園芸をしている方は、ぜひ読んで植え替えにチャレンジしてみてください。
クリスマスローズを植え替えする時期はいつがベスト?
クリスマスローズの植え替えにベストな時期は、
花が咲き終わったすぐ後だと言われています。
2月に咲き始めたものなら3~4月、という具合です。
ただし、花が咲いている間は植え替えはしないようにしてください。
咲き終わったあとに行いましょう。
時期に関して大事なポイントとしては、
次の花が咲く前までに済ませるということです。
クリスマスローズの株は、花を咲かせるとき、
そちらにエネルギーを集中させます。
その間に植え替えで移動させたり、新しい土の中に置くと、
ストレスが余計にかかってしまい、
上手く植え替えが出来なくなるのです。
ですからクリスマスローズの植え替えの時期は、
花が咲き終わったかどうか、様子を見て行いましょう。
クリスマスローズを植え替える時に必要な用土とは?
クリスマスローズの植え替えのとき、土もポイントになります。
新しく植え替えるときには、土を用意します。
この植え替えのときに使う土は、
クリスマスローズ専用の土を使いましょう。
ホームセンターや園芸店に行くと売っています。
クリスマスローズにとても詳しい人なら、
自分で必要な肥料を組み合わせて、
その土を使ってもいいようですが、
一般的には専用の土で植え替えるのをオススメしています。
専用の土だとそれを入れるだけでスムーズに作業が出来るので、
私もその方がいいと思います。
ちなみにクリスマスローズの用土に必要な要素としては
保水性と排水性、保肥性です。
水をたっぷり貯えつつ、滞留しないような土が必要なのですね。
これらの要素を具体的に挙げると、
中身は多くが赤玉土、腐葉土、軽石が混ざったものになっています。
クリスマスローズを植え替えする時の大事なコツ
時期と専用の土の他にも、
クリスマスローズの植え替えのとき、
覚えておきたいコツがあります。
まずは他の植物の植え替えでもそうですが、
植え替える前より大きい容器を用意しましょう。
4~5号の鉢にあるものなら、次は6号の鉢に植え替えます。
そして植え替える前に、新しい鉢の方に
発泡スチロールか軽石を敷き詰めます。
水をあげたときに鉢の底に水がたまってしまうのを防ぐためです。
これを置いた後、先ほど紹介した専用の土を、
少し水に湿らせた状態で数センチ入れます。
それからクリスマスローズの株を入れるのですが、
前の鉢から取り出した株はたくさんの根が張り巡らされていて、
前の鉢の形で固まっていると思います。
これだと窮屈なままなので、根っこを全体的にほぐしてあげましょう。
だいたい固まりを半分くらいほぐすと、
ちょうど良いようです。
ほぐすと根っこが広がるので、その状態で新しい鉢に入れましょう。
その後は、残りの専用の用土を入れて植え込みます。
クリスマスローズは株を植えたあと、
最初は鉢から水が出ていくくらい水をあげます。
そのあと1~2週間は、風があたらない日陰に置いて、
土と株がなじむのを待ちます。
そうすると、細い根が伸びてくるので、
それから10日後ほどは十分な日光を当て、全体的に暖めましょう。
これはクリスマスローズの生育に効果があります。
他に、季節ごとのコツもあります。
梅雨の時期にはカビや植物の病気に気をつけて換気をし、
夏には強い日差しを避けて、クリスマスローズを守りましょう。
まとめ
クリスマスローズを植え替えるときに必要な情報をご紹介しました。
今年の冬は、クリスマスローズを育てて、
お花を楽しんだあとにぜひ植え替えを行ってみましょう。