伝統的な日本凧の作り方 大人もはまる凧揚げしよう!

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昔はお正月遊びの定番だった凧。

最近ではあまり見られなくなってしまいましたが

今でも世界各地凧揚げは行われています。

 

 

凧のことを少し知ってもらったところで、

身近な材料で作れる凧や

和紙で作る伝統的な凧の作り方を紹介します。

 

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身近な材料で作る凧の作り方 画用紙編

準備するもの

八ツ切画用紙1枚

紙1枚

たこ糸
はさみ

鉛筆

セロハンテープ

作り方
画用紙を縦に半分に折ります。
折り目の上から10cmのところに鉛筆で穴をあけます。
表から糸を通して,裏で結び目をつくって

セロハンテープでとめます。
紙を細く切って,画用紙の下につけたら完成です。

遊び方

最初3mくらい糸を出して,風にのせます。

凧が揚がってきたら、どんどん糸を出して凧を高く揚げましょう。

 

凧が落ちてきたら糸を引っぱってください。
凧がくるくる回ってしまった時は、

糸をどんどん出してください。

 

参考サイト

国立大学法人 愛知教育大学

科学・ものづくり教育推進センター

 

簡単工作100選

画用紙だこ 簡単工作100選 愛知教育大学

 

同じサイトに折り紙で出来る凧もありました。

 

準備するもの

折り紙1枚

たこ糸

紙1枚

はさみ

セロハンテープ

 

作り方

折り紙を半分に折って、はしも少し折ります。

片方をひらいてセロハンテープで止め、

裏も止めます。

真ん中に輪を作ったたこ糸を、

折り紙の裏にセロハンテープでつけます。

折り紙の上から1/3くらいのところたこ糸を貼ります。

折り紙の裏につけた輪にたこ糸のはしを結び、細く切った紙を

折り紙の下につけたら完成です。

 

遊び方は画用紙だこと同じです。

 

折り紙だこ 簡単工作100選 愛知教育大学

 

 

 

伝統的な凧の作り方 和紙編

材料

割り竹:厚さ2ミリx 幅5ミリ x 長さ900ミリを6本
面材料:和紙 (600 ミリ x 800 ミリ程度) 1枚

(無地の障子紙でも可)

凧糸:木綿糸4号 麻糸ならばさらによい。
木工ボンド、染料など、のこぎり

 

市販の材料を使って凧作り教室で作ることが出来る凧として
竹骨6本、4本糸目の角凧の作り方が紹介されています。

角凧の作り方

 

 

こま凧、六角凧、角凧、穴あきシンプル凧、

やさしい土佐凧の作り方が紹介されています。

凧の作り方 | 日本の凧の会大阪

 

 

凧の歴史、豆知識

昔からある凧ですが、凧はいつからあるのでしょうか?

 

凧は、中国発祥の文化でした。

中国の凧は、昆虫や鳥などの形をしていたそうで、

凧に絵を描くということもされていました。

中国や韓国では昔から占い、宗教など

いろいろなことに凧が使われていたそうです。

 

日本では平安時代中期に作られた辞書『和名類聚抄』に

凧に関する記述が

紙鳶(しえん)、紙老鳶(しろうし)として登場しています。

 

江戸時代には、大人も子供も凧揚げを楽しんでいました。

幕府から凧揚げ禁止令が出された程、

凧揚げが盛んに行われていたそうです。

 

 

凧はイカだった!?

凧を「タコ」という言い方は関東の方言で、

関西では「イカ」「紙鳶(いかのぼり)」

と明治の初めまで呼ばれていました。

 

江戸時代になるといかのぼりと呼ばれるようになり

日常的に遊ばれるようになりました。

 

凧が「たこ」「いか」と呼ばれるのは、

紙の尾のついた凧が空に揚がる姿が

「たこ」や「いか」に似ていたからという説があります。

 

日本では和紙や竹などで作られる和凧には、

種類がたくさんあります。

 

一番有名なものは江戸凧ではないでしょうか。

長方形で糸目がたくさん付けられています。

凧には有名な武将や歌舞伎役者などの絵が

細かいところまで書かれています。

他の和凧と同じように江戸凧にはしっぽがついていませんが

強風のときにはしっぽがつけられます。

六角凧も有名です。

六角凧は六角形の形をしていて安定感があり、よく飛びます。

新潟県の三条市発祥の凧で、シンプルな構造をしています。

「SANJO ROKKAKU」の名前で海外でも知られています。

津軽凧は青森北部地方の津軽発祥の凧です。

津軽凧は、他の和凧とはかなり違っています。

他の凧の骨組みは竹で作られていますが、

津軽凧は津軽特産のヒバで作られています。

 

凧の絵は三国志や水滸伝などに出てくる

英雄や歴史上の武将たちなどの

武者絵が描かれていてねぶた絵に似ています。

県の伝統工芸品に指定されています。

 

他にも、たくさんの凧が繋がっている連凧や鳥の形をした鳥凧。

2つの棒の間にビニールを付けて作るぐにゃぐにゃ凧など

たくさんの種類があります。

 

 

まとめ

凧にはたくさんの種類があるんですね。

地域によって特徴のある凧があって

見ているだけでも楽しいですが

自分だけの凧を作って揚げるともっと楽しいですよ。

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