子供は自転車に乗るのが大好きですよね(^-^)
自転車に乗るのが楽しすぎるあまり、
いろんな所に自転車で行ってしまいます。
ガラスの破片やクギが落ちているような所を
気付かずに走ってしまい、
帰ってきたらタイヤがへこんでいた、
なんていうこともあります(^^;)
道の状態が悪いところを走らなくても、
ある時タイヤがペチャンコになっていた、
ということもあります。
パンクしたら修理しなければならないけれど、
パンク修理を自転車屋さんに依頼すると
800~1,500程かかりますね。
自分で修理すればコストはほとんどかかりませんよ。
自転車のパンク修理は意外と簡単にできるんです。
お子さんの自転車のパンク修理を自分でやってみませんか?
自転車のパンク修理に必要な道具や修理方法を詳しくご紹介します(^o^)
パンク修理をする前に準備するもの
パンク修理をする場所は、
土や砂が少ない場所が最適です。
土の上で修理すると、チューブについた土や砂が、
タイヤの中に入り込んでしまうかもしれません。
チューブとタイヤのすき間に土や砂が入ってしまうと、
中からチューブにキズをつけ、
次のパンクの原因となってしまいます。
コンクリートの場所がなければ、
ブルーシートを敷くか、
自転車をさかさまにして作業すれば大丈夫です^^
まず修理に必要な道具をそろえましょう。
1.修理用パッチ
2.ゴムのり
3.タイヤレバー
4.やすり(サンドペーパー)
5.虫ゴム
6.ペンチ
7.空気入れ
8.洗面器
9.雑巾
などが必要です。
ホームセンターで販売している「パンク修理用キット」には、
パッチやゴムのりが入っています。
キットは、200~400円程度です。
チップトップの「パンク修理キット TT01 ベーシックセット」なら、
税込で389 円です。
このキットには、パッチ、ゴムのり、サンドペーパー、
虫ゴムと説明書が入っています。
100円ショップでもパンク修理キットは販売されていますよ^^
自転車のパンク修理にかかる時間と手順
パンク修理にかかる時間は、
30分くらいを目安にしてください(^-^)
修理の手順は以下の通りです。
(1)バルブとナットをはずす
ペンチなどを使ってバルブのネジをはずします。
(2)タイヤからチューブを取り出す
まず、タイヤとリム(金属のホイール)の間に
タイヤレバーを差し込み、
タイヤ部分をはずしてから、
タイヤの中にあるチューブを引っぱり出します。
(3)チューブに穴が空いているか確認する
洗面器に水を入れて、その中にチューブをつけます。
穴が空いていれば、そこから気泡が出るのでわかります。
(4)穴をふさぐ
穴の部分にパッチを取り付けます。
やすりやサンドペーパーで穴の周りをこすってから
ゴムのりで貼り付けます。
(5)タイヤを戻す
チューブをタイヤの中に戻しバルブを締めます。
最後に空気を入れて完了です(^o^)
修理に慣れてくれば、10分ほどで作業できるようになりますよ!
自転車のパンク修理で穴が見つからない時
取り出したチューブを水につけても、
どこからも気泡が出てこなくて、
穴が見つからなければ、パンクではないかもしれません。
タイヤがへこむのは、パンクが原因とは限らないのです。
バルブを止めているナットが緩んでいれば、
そこから空気が抜けてタイヤがぺちゃんこになります。
ナットが緩んでいるだけなら、
しっかりと締め直すだけで大丈夫です^^
どちらでもなければ、
虫ゴムの劣化が原因とも考えられます。
虫ゴムが劣化しているかどうかは、
バルブを水につけてみればわかります。
バルブから気泡が出れば、虫ゴムが原因ですね。
自転車のパンク修理でパッチの使い方
チューブから空気がもれていたら、穴があいています!
穴をふさぐための手順を
タイヤを外してパッチをつけて、
またタイヤを戻すところまで
詳しく説明しますね^^
まずバルブのキャップはずし、
バルブをリムに固定しているナットをはずします。
それからバルブ本体をはずします。
次はタイヤをリムからはずす作業です。
タイヤとリムの間にタイヤレバーを差し込み、
少しすき間を作ってから、
約10センチはなれたところに、
もう一本タイヤレバーを差し込んで、
てこの原理を使いながらタイヤの片側をはずします。
タイヤレバーがない時は、マイナスドライバーでも代用できます。
マイナスドライバーを使う時は、
チューブを傷つけないように慎重に作業してください。
タイヤレバーをタイヤにそってぐるりと回しながら、
タイヤの片側をリムからはずしてしまいます。
タイヤは少しずつずらしていけば簡単にはずれます^^
それからタイヤの中にすき間から手を入れて
チューブを引っぱり出します。
チューブを引っぱりだしたら、
タイヤに異物が刺さっていないか手で触って確認してください。
クギやガラスなどが刺さっていると危ないので、
手袋をした方がいいですよ(^o^)
それからチューブに直接バルブを装着して
空気を入れます。
穴の位置を確認するために、
空気を入れたチューブを水の入った洗面器につけます。
気泡が出たら、そこに印をつけます。
チューブからバルブをはずし、
ゴムのりがよく着くように水分をよく拭き取ってから、
穴の周囲をやすりやサンドペーパーでこすります。
削りくずを完全に拭き取ってから
パッチよりも少し広めにゴムのりを塗ります。
のりを塗ったら1~2分置いて乾かします。
乾いたらパッチを貼ります(^-^)
パッチのアルミ箔(接着面)をはがして穴の部分に当て、
チューブとパッチを完全に圧着します。
ハンマーなどで強く叩くとよく着きますよ!
パッチがしっかりと圧着したら、
パッチ表面の保護シートをはがします。
のりが完全に乾いてから、また水の中につけて、
空気がもれていないか確認しましょう。
空気がもれていないことを確認したら、
チューブをタイヤに戻します。
バルブの部分をリムの穴に戻し、
チューブがねじれないように気を付けながら
タイヤの中に戻していきます。
チューブ全体をタイヤの中に戻したら、
タイヤをリムにはめ込みます。
最後は空気を入れて、作業完了です(^o^)!
自転車のパンク修理で虫ゴムが傷んでいた時
バルブの中についている虫ゴムに穴があいていたり、
劣化していたりしてもタイヤの空気が抜けます。
虫ゴムにひび割れや破れがないかチェックしましょう!
ペットボトルのキャップのような小さな容器に水を入れて、
バルブを水につけてみて、
気泡が出てくれば虫ゴムが劣化しているということです。
虫ゴムの交換は、バルブ本体を引き出して虫ゴムを交換し、
バルブを元に戻してタイヤに空気を入れるだけです。
交換するための虫ゴムは、ホームセンターで買えますよ(^-^)
自転車のパンク修理で後輪を修理する時のコツ
後輪の周りには色んな部品がついているので、
後輪のタイヤをはずすのはとても大変です(^^;)
なので、後輪はタイヤをはずさずに
チューブを引き出すようにします。
後輪のタイヤとチューブは左側にはずした方がいいですよ。
右側には、チェーンやカバーなどがついているからです。
後輪もバルブがついている部分から作業を始めます。
まずはタイヤとリムの間にタイヤレバーを押し込んですき間を作り、
リムから押し上げるようにしてバルブの部分をはずして、
その隙間からチューブ全体を引っぱり出します。
穴にパッチをつける作業からは前輪と同じです^^
チューブを戻す前に、タイヤの内側に手を入れて、
クギなどが刺さっていないか確かめると良いです。
チューブをタイヤに戻す時は、
後輪もバルブから入れていきます。
戻し始める前に少しだけ空気を入れておくと
チューブのねじれを防ぐことができます。
タイヤをリムに戻せば完成です(^o^)
まとめ
どうでしたか?
意外と簡単にできそうでしょう!?
最初は少々手間取るかもしれませんが、
何度も修理しているうちに作業は早くなり、
簡単に感じるようになりますよ(^o^)
突然のパンクは、
自転車屋さんが開いている時に起こるとは限りませんし…
修理用キットを買い置きしておけば、
いざという時に役に立ちますよ。
手早くパンク修理ができるようになれば、
「お父さんすごい!」と子供たちは大喜びしますよ (*^^*)
パンク修理、がんばって挑戦してみてください!!