みなさんは、ロックミシンを使ったことがありますか?
ロックミシンとは、布の端っこがほつれないよう、
端を糸で縫うことで、キレイに整えるための
専用のミシンのことです。
「かがり縫い」というのを小学校か中学校で
習った人も多いと思いますが、
そういったことをしてくれるミシンです。
普通のミシンと違って布の端をかがり縫いしたり、
布と布を繋ぎ合わせるような縫い方が特徴です。
ロックミシンは、主に服を作るときに必要なものです。
他のものももちろん作れますが、
普通のミシンより専門的な機械なので、
ロックミシンを持っている人は少ないのではないでしょうか。
今回はロックミシンを持っていない方のために
ロックミシンのような仕上がりにする方法や、
ロックミシンができることなどをお伝えしたいと思います。
ロックミシンの代用は何でできる?
ロックミシンはないけど、
ロックミシンがやるような縫い方をする必要があるという方。
そのような方には、まずは普通のミシンで
布の端をキレイに処理できる縫い方をおすすめします。
「袋縫い」といって、布を2枚重ねて1本縫いをしたあと、
布を裏かえしてその上から同じところを並縫いする縫い方や、
同じところを2回縫う「二度縫い」などが代表的です。
布をくるんで縫う「くるみ縫い」や、
ミシンでなく手で「かがり縫い」をするというのもいいですね。
ロックミシンでは手作業でないと出来ない「かがり縫い」を
機械でしています。こ
の縫い方の目的を考えると、布の端を切りっぱなしにしない、
もしくは縫い目をじょうぶにして、
布がほつれないようにすることが大切なのだということがわかります。
普通のミシンや手縫いでも出来る作業としては、
裏地をつけて縫うという方法もあります。
このとき、布の端は見えないように折り返して
縫うのが良いです。
例えばポーチを作りたいときなどは、
裏地をつけて作った方が、
じょうぶになるし見栄えもよくなるでしょう。
ふるさと納税でロックミシンが買えますよ これからも要チェック
ふるさと納税でも、ロックミシンが買えるというのは知っていましたか?
宮城県多賀城市という自治体が、寄
付金のお礼としてミシンを贈っていました。
このミシンは何種類かあり、
そのうちの一つ「E003 ジャノメミシン」というものに、
ロックカッターというロックミシンのような
布の端を縫ってくれるような機能がついていたのです。
ただしこれは2018年で終了しているようです…。
とても残念ですね。
ふるさと納税でミシンがもらえる自治体は2018年時点でここだけでした。
ふるさと納税で節税も出来て、ロックミシンの役割も出来る
高性能なミシンももらえるなんて、とてもお得ですよね。
今の時点では終了となっていますが、
また復活するかもしれませんし、
他の自治体がお礼の品で、ロックミシンをはじめるかもしれません。
家庭でふるさと納税をするタイミングで、
ぜひチェックしてみてくださいね。
ロックミシンでできることはこんなにも 楽しくなるソーイング
ロックミシンは布の端をキレイにすると書きましたが、
それはどんなことに使えるのでしょうか。
用途は主に、服の作成です。
布の端の処理をするので、普通のミシンよりもしっかり縫えて、
プロの仕上がりになります。
特にニット素材に強く、ニットの縫い合わせなどは
ロックミシンが必要だといわれています。
お裁縫が好きな人は、普通のミシンで
色々作っているうちにロックミシンが必要だと感じるようです。
服を作れるようになれば、
子供が着るスモッグやお遊戯会で着る衣装なども
作ることが可能です。
趣味としても充実させることができるので、夢が広がりますね。
ロックミシンは、買っても最初は
使い方がいまいちわからないという人も多いようです。
そんな方のために、ミシンメーカーが定期的に
講習会を開いているようです。
キャンセル待ちの状態もあるようですが、
近くで行われる場合は実際に使い方を見ることが出来るので、
足を運んでみるのも良いと思います。
まとめ
ロックミシンとはどういうものか、
代用などをご紹介しました。
ロックミシンを持っている方はどんどん使いましょう。
持っていない人は今回の記事を参考に、
代用できる方法を色々試して、
色々なものを作ってみましょう。