2018年の秋分の日は、
9月23日(日)です。
秋分の日は、
「先祖を敬い、亡くなった方を偲ぶ日」と
制定された祝日です。
昼と夜の長さが同じになる日でもありますね。
仏教では西の方角に
極楽浄土があるとされています。
秋分の日は、
太陽が真東から昇り真西に沈むので、
西の方角がはっきりとわかるのです。
間違いなく西を向いてお祈りができるので、
秋分の日は極楽浄土の仏様に
お祈りを捧げる最適な日と考えられたそうです^^
その仏教の考えがもとになって、
秋分の日におはぎを食べるようになったんです。
秋分の日に食べる食べ物に「おはぎ」が挙がる理由とは
なぜ秋分の日に
おはぎを食べるようになったのでしょうか?
昔の人は小豆の赤い色が
邪気を払ってくれると信じていたので、
お彼岸のお墓参りには
魔除けとしておはぎをお供えしていました。
当時は今のように
かんたんにお砂糖が手に入る時代ではありませんでした。
砂糖を使うおはぎは貴重な食べ物だったんです。
そんな特別な食べ物をご先祖様にお供えすることで、
尊敬の念をあらわそうとしたのでしょうね^^
その習慣が今でも引き継がれて、
お彼岸である秋分の日に
おはぎを作って仏壇やお墓にお供えするようになり、
そして食べるようにもなったのです。
ところで、「おはぎ」と「ぼたもち」って
同じように見えるけど何が違うの?
と疑問に思う人も多いでしょう。
おはぎもぼたもちも、
もち米にあんこを使うのは同じです。
実は、粒あんを使うのが「おはぎ」で、
こしあんを使うのが「ぼたもち」なんです^^
小豆を収穫する時期が9~11月なので、
秋は新鮮な小豆を味わうために
粒あんでおはぎを作るのです。
春のお彼岸は、
秋に収穫して保存した小豆を使うので、
皮が固くなります。
そこで、こしあんにして使うようになったのです。
「おはぎ」という名前は、
植物の「萩」がもとになっているんですよ(^-^)
萩の花が小豆のように見えることから
名付けられたようですね。
ちなみに、「ぼたもち」の名前の由来は、
牡丹からきているそうです。
「おはぎ」以外に秋分の日に食べるとよい食べ物とは
秋分の日が仏教にもとづく
お彼岸であることから、
肉や魚より野菜を中心に食べようと
心がける人もいるようです。
それに、秋は野菜や果物が
おいしい時期でもありますからね(*^^*)
秋の旬の野菜や果物は、
ビタミン、食物繊維、βカロチン、ミネラルなど
栄養素が豊富です。
暑い夏の間に疲れた体を癒し、
整える効果があるものばかりですね!
ビタミンを摂れば夏で弱った体を元気にしてくれるし、
食物繊維は腸を整えてくれます^^
秋には積極的に野菜や果物を摂ると
体が元気になりますね!
秋が旬の野菜といえば、他には、
シイタケ、シメジやマイタケなどのきのこ類、
サツマイモ、ジャガイモ、サトイモなどのイモ類、
にんじん、カボチャ、玉ねぎ、
レンコンにゴボウなど、
たくさんありますね~
そうそう、秋の野菜といえば真っ先にマツタケ!
と思い浮かぶ人も多いのでは?
今年も香りのいいマツタケ、
食べたいですね(*^▽^*)
秋の果物も忘れてはいけません~
旬の果物は、リンゴ、カキ、クリ、
ぶどう、イチジクなどなど。
たくさんのおいしい果物が秋に収穫されます。
クリを栗ごはんにしてもいいですね♪
ホクホクの栗ごはんは食卓に幸せを運んでくれます(^-^)
最初に肉や魚より野菜を、
と言いましたが、
秋といえば「さんま」です~
秋のお魚は、他に、
アジ、アナゴ、アマダイ、アユ、
カツオ、キンメダイ、などなど。
秋にはおいしいお魚もいっぱい!
やっぱりお魚も食べたい(*^^*)
まとめ
ところで秋分の日って、
毎年同じ日じゃないんですね。
国立天文台が「暦象年表」にもとづいて
日にちを決定しているそうです。
今年は日曜日が秋分の日なので、
振替休日になり、
24日(月)がお休みになりますね。
3連休になりますが、何をして過ごしますか^^?