脳貧血を起こしたことがあると車の免許はとれないの?

生活

 

 

日常生活のなかで、めまいや立ちくらみ、けいれん、発作などの健康障害を経験したことがあると、車を運転しても大丈夫なのか?免許はとれるのか?と心配になることがあるかもしれません。

 

自動車事故は自分だけでなく、同乗者や、他人に被害をもたらせてしまうかもしれないので

運転者の健康状態は重要ですよね。

 

現在、道路交通法により運転免許を取得時や更新する際に、健康状態について申告することが義務化されていますが、どんな病気だと運転が出来なくなるのでしょうか?

 

自分だけでなく、家族や大切な人が被害者にも加害者にもならないようにするために、

運転できなくなる病気について知っておきましょう。

 

運転免許をもっていても運転できなくなる病気

 

道路交通法では

・幻覚の症状を伴う精神病、発作により意識障害又は運動障害をもたらす病気

・自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれのある病気

が対象となっています。

 

具体的には次のような病気や持病がある場合です。

 

〇てんかん

〇再発性の失神

〇無自覚の低血糖症

〇そううつ病

〇重度の眠気の症状を呈する睡眠障害

〇統合失調症

〇認知症

〇アルコール、麻薬、大麻あへん又は覚醒剤の中毒

〇その他自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれのある症状を呈する病気

上記のような病気になったとしても免許更新までは免許を持っていることになるので

運転自体ができないわけではありません。

 

でも、万が一事故を起こしてしまったときに大変なことになるかもしれません。

 

運転免許証は健康で、運転に支障がないという前提で交付されています。

 

なので、病気になってしまってから事故をおこしてしまったときに自賠責保険などの

保険が適用されない可能性があるのです。

 

脳貧血はどの病気にあてはまる?

 

「脳貧血」は起き上ったり、立ち上がったりときに、ふらついたり、気が遠くなったり、

めまいなどの症状がある病気です。

 

「脳貧血」とよく聞きますが、正確には「起立性低血圧」といい、

血液に何らかの異常がある「貧血」とは別のもので血圧の低下が原因なのです。

 

座った姿勢や、横になっていた状態から立ち上がったときに、体の一番高い部分である脳に

十分な酸素が行きとどかなくなり、脳内の酸素が不足してしまうことで起きてしまいます。

 

ふらっとなって意識を失ったり、倒れこんだりすることがありますが、

倒れることで頭の位置が下がるので1分もたたないうちに意識は回復することが

多いようです。

 

「脳貧血」はパーキンソン病や糖尿病などの合併症が原因となったり、薬の副作用でも

起こることがあります。

 

「起立性低血圧」と分かれば、薬や生活習慣の改善で予防することもできるので、

まずは正しい診断をして対応をしましょう。

 

てんかんと脳貧血の違い

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「てんかん」とは脳の細胞が通常とは異なる活動をすることで引き起こされる病気です。

 

「てんかん」にはさまざまな原因があるので、症状の出かたもさまざまあるのですが、

脳の異常が原因なので、「脳貧血」と似たような症状があります。

 

「てんかん」なのか「脳貧血」なのかを診断するには、症状がでたときの詳しい状況が重要となります。

意識状態はどうだったのか?全身を震わせるような発作なのか?

発作時の症状としてどのようなことを自覚していたのか?といったことが判断材料になります。

そして、脳波検査、頭部CT、MRIなどの検査をして診断されます。

 

めまいや、立ちくらみ、意識障害を繰り返す場合など心配な場合はしっかりと診断してもらいましょう。

 

最初にお伝えした運転できなくなる病気の中に「てんかん」は含まれていますが、

「てんかん」と診断されても、必ず運転ができなくなるわけではありません。

 

適切な治療を受けて、運転操作に支障となる症状が現れなければ運転することもできますし、運転免許を取得、更新することも可能です。

 

免許の取得や更新の際には「てんかん」であることの申告義務があるので

必ず申告し、医師に相談してから運転するようにしましょう。

 

脳貧血でも運転免許はとれるのか

 

脳貧血を起こし足り、めまいや立ちくらみ、意識障害などを経験すると

また症状がでてくるかもしれない…と不安になりますよね。

 

「脳貧血」だからといって、運転免許が取得できないということはありませんが、

「脳貧血」の症状は他の病気からくるものだったり、「てんかん」の可能性もあります。

 

少しめまいがしただけだから大丈夫。症状がでたのは一番だけだから大丈夫。

と思わず、医師に正しい診断をしてもうことが大切です。

 

まとめ

「脳貧血」は薬物療法や、生活習慣の改善で予防することもできますし、

「てんかん」と診断されても、治療で症状を抑えられていれば、運転することもできます。

 

自己判断で大丈夫だろう。と診断や治療をしないでいると危険です。

 

自分や大切な人を守るためにも、正しい診断と治療をして安心して

運転できるようにしましょう。

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